AMD Software: Adrenalin Edition 25.9.1公開 [Update 1: FSR 3.1ゲームでFSR 4有効化手順を加筆]
『ボーダーランズ4』『Hell Is Us』をサポートしたAMD Software: Adrenalin Edition 25.9.1ドライバ(旧名: Radeon Software)が公開されました。
更新履歴 [記事初公開日: 2025/9/9] ① FSR 3.1ゲームでのFSR 4有効化手順を加筆。 [2025/9/9] [New] |
サポートの追加・最適化されたゲームタイトル
AMD Software: Adrenalin Edition 25.9.1ドライバには、以下のゲームタイトルのサポートの追加・最適化が含まれています。
▼新たにサポートされたゲーム
- ボーダーランズ4 (Borderlands 4)
- Hell Is Us
▼新たにFSR 4 (AMD FidelityFX Super Resolution 4)に対応したゲーム [New]
- DirectX 12でFSR 3.1に対応したほとんどのゲームにおいて、FSR 4を有効にできるようになりました
- AMDによると、ゲーム側でFSR 3.1を有効にし、AMD Software: Adrenalin EditionアプリケーションからFSR 4のトグルをオンにすることでFSR 4を利用できるとのこと
- ただし、この手順でFSR 4が使えるのは、DirectX 12ゲーム、かつ、FSR 3.1 documentation for developersに基づいて署名済みFSR 3.1 DLLのみ
- Vulkan上で動作するFSR 3.1や、サードパーティ製プラグインの使用など、署名済みFSR 3.1 DLLを使わず、独自の方法でFSR 3.1を実装しているゲームはFSR 4に対応しません
AMD Software: Adrenalin Edition 25.9.1ドライバ対応製品
AMD Software: Adrenalin Edition 25.9.1ドライバは、以下の製品をサポートします。
- Radeon RX 9000シリーズ
- Radeon RX 7000シリーズ
- Radeon RX 6000シリーズ
- Radeon RX 5000シリーズ
- Radeon iGPU内蔵CPU。対象かどうかはドライバ検索ページよりご確認ください
対応製品リストに以下のVega / Polarisグラボ・GPUは含まれていません。
|
AMD Software: Adrenalin Edition 25.9.1ドライバで修正された不具合
AMD Software: Adrenalin Edition 25.9.1ドライバでは、以下の不具合が修正されています。
- Radeon RX 6600シリーズグラフィックス製品環境において、『マフィア:オリジン ~裏切りの祖国』をプレイすると、表示が乱れる不具合を修正
- Radeon RX 9000シリーズグラフィックス製品環境において、FSR 4を有効にして『明末:ウツロノハネ』をプレイすると、ゲームがクラッシュしたり、ドライバのタイムアウトが発生する不具合を修正
- SteamVRにおいてPlayStation VRコントローラーが検出されない不具合を修正
- Radeon RX 7600 / 7700 / 7800シリーズグラフィックス製品において、レイトレーシングを有効にしてAMD Softwareで録画しながら『モンスターハンターワイルズ』をプレイすると、ゲームがクラッシュしたり、ドライバのタイムアウトが発生する不具合を修正
既知の不具合
AMD Software: Adrenalin Edition 25.9.1ドライバには、以下の既知の不具合があります。
- Radeon RX 7900シリーズグラフィックス製品環境において、『The Last of Us Part II』をプレイすると、ゲームがクラッシュする場合があります
- Radeon RX 9000シリーズグラフィックス製品環境において、『Call of Duty: Black Ops 6』をプレイすると、ゲームがクラッシュする場合があります
- Radeon RX 9070シリーズグラフィックス製品環境において、『NBA 2K26』をマイキャリアモードでプレイすると、ゲームがクラッシュする場合があります。なるべく早くこの不具合を修正するよう取り組んでいます
- Ryzen AI 300シリーズやRyzen 7000シリーズなどの一部のAMD Ryzenプロセッサー環境において、『FBC: Firebreak』をプレイすると、ゲームがクラッシュする場合があります
- Radeon RX 7000シリーズなど一部のAMD Radeonグラフィックス製品において、80Hzまたは90Hzのリフレッシュレートで特定のVRヘッドセットを使用してゲームをプレイすると、スタッター(カクつき)が発生する場合があります。この不具合が発生している場合は、一時的な回避策としてリフレッシュレートの変更をおすすめします
- Radeon RX 7000シリーズグラフィックス製品環境において、『GTFO』をプレイ中に表示がおかしくなる場合があります
- 『サイバーパンク2077』において、パストレーシングを有効にした状態だと、セーブやロード中にゲームがクラッシュしたりドライバのタイムアウトが発生する場合があります
AMD Software: Adrenalin Edition 25.9.1ドライバ ダウンロードリンク
ドライバのダウンロードは以下のリンクからどうぞ。