NVIDIA、Blackwell GPU製品を全体的に値上げか。台湾ではGeForce RTX 5000シリーズが5~10%程度値上がり
NVIDIAがBlackwell GPU製品を値上げしたと報じられました。台湾メディアのDigiTimesが報じました。
NVIDIAは安定した収益を維持するために、ここ最近、ほぼすべての製品価格を引き上げ、パートナー企業にも価格調整を認めているとの情報が市場に出回っている。 サプライチェーン関係者によると、NVIDIAのBlackwell GPUチップがTSMCの米国工場で生産されるようになってから、製造コストや関連材料、物流コストなどが大幅に上昇しているという。 NVIDIAはコスト増加に伴って、H200やB200 GPUおよびモジュール価格を引き上げた。この値上げにより、サーバーメーカーもNVIDIA GPUを使用したサーバー価格を10~15%程度引き上げている。 また、ASUSのGeForce RTX 5090なんかは、年初の発売時は90,000ニュー台湾ドル(約438,300円)だったが、今では100,000ニュー台湾ドル(約487,000円)と、1割以上、値上がりしている。他のGeForce RTX 5000シリーズも5~10%程度値上がりしている。 ― DigiTimes |
台湾において、GeForce RTX 5000シリーズが値上がりしていると報じられています。一方、日本では、GeForce RTX 5070はNVIDIA希望小売価格(MSRP)の税込108,800円より1万円安い税込98,800円、GeForce RTX 5080はMSRPの税込198,800円より9千円安い
税込189,800円と、MSRPを下回る製品が見られるようになりました。モデルによっては、価格と供給に改善が見られます。
ただ、今後、どうなるかはわからないため、GeForce RTX 5000シリーズの購入を考えている人は、値動きに注目しておきたいところです。