Switch 2さん、初代よりディスプレイが50%も遅くなったと報じられる
Nintendo Switch 2(ニンテンドースイッチ2)のディスプレイは、初代Nintendo Switchよりも50%遅いと報じられました。海外メディアのWCCF TECHが報じました。
YouTubeチャンネルのMonitor UnboxedがNintendo Switch 2のディスプレイ(液晶パネル)の応答速度をテストした。比較対象は初代Nintendo Switchだ。 Switch 2のディスプレイは最大120Hzで駆動するが、ほとんどのゲームが60fps以下で動作しているため、60Hzに設定してテストを行った。60Hzでのテスト結果が以下だ。
Switch 2の平均応答速度は33.3msを示した。一方、初代Switchは21.3msだった。つまり、Switch 2は初代Switchから約50%も応答速度が遅くなっている。 60Hzのフレーム更新間隔は約16.7msだ。33.3msという平均応答速度は、1フレームの更新が次のフレームまでに完了しないことを意味する。結果、残像が発生しやすく、動きの鮮明さが損なわれる。Blur BustersのTestUFO (UFO Test)を行うと以下のような具合だ。
この問題を解決するには、任天堂がOLEDパネルへと変更するのがベストだとMonitor Unboxedは述べている。OLEDパネルであれば、はるかに優れた高速な応答速度と、それに伴った鮮明な動きを期待できる。 しかし、上記のような短所があるにもかかわらず、Switch 2は飛ぶように売れている。多くの任天堂ユーザーはこのようなディスプレイ性能についてあまり関心がないようだ。 ― WCCF TECH |
動きの早いアクションゲーム等でどうしても残像感が気になる場合は、Switch 2をドック接続して、ゲーミングモニター等でのご使用をご検討ください。(現状、それ以外に対処方法はありません)