NVIDIA、GeForce RTX 4000シリーズGPUの製造を最小限に。AI向けHopperに注力していると報じられる

GeForce

NVIDIA Ada Lovelace GPU

NVIDIAは、GeForce RTX 4000シリーズGPUの製造を最小限に留めている模様です。YouTubeチャンネルのMoore’s Law Is Deadが報じました。

Moore’s Law Is Deadによるリーク

GeForce RTX 4000シリーズについて、複数の情報筋が以下のように述べている。

  • ソースA: RTX 4090と4080は前世代より人気はないが、それでも週に数人のお客様が買い求めてやってくる。しかし、今では在庫が1つもないことがある。RTX 4000シリーズのハイエンドカードはもうほとんど供給されていないからだ。代理店は、当分の間、卸せる商品はほとんどないと言っている。
  • ソースB: NVIDIAはGeForce RTX 4000シリーズGPUの製造をほぼ停止している。毎月少量を製造しているが、これはTSMCとの契約があるためラインを完全に停止できないからだ。NVIDIAはHopper GPUを製造するため、TSMCが許す限り4nmへとシフトしている。
  • ソースC: たしかにNVIDIAはH100に注力している。しかし、Ada Lovelace GPUはすでに1年分を製造したとも推測されている。そして売れ行きが悪いことを考えると、向こう数か月分以上、十分な在庫があると思われる。

AI需要を優先して利益を追い求めるのは企業としては正しい姿だ。しかし、ゲーマーにとっては残念なことだ。

[Source: Moore’s Law Is Dead

Moore’s Law Is Deadによると、NVIDIAはGeForce RTX 4000シリーズの製造を最小限にして、AI・データセンター向けのHopper GPUに注力しているとのこと。また、海外の一部店舗ではGeForce RTX 4090やRTX 4080といったハイエンド製品を入荷しづらくなっているそうです。

Ada

Posted by にっち