NVIDIAがサポート終了予告。Maxwell、Pascal、Volta GPUをサポートするドライバは580番台が最後
NVIDIAは、Maxwell、Pascal、Volta世代のサポートが580番台ドライバで最後になることを発表しました。
コードネームで言われてもわからない方もいらっしゃるかと思いますので、軽く説明いたしますと、MaxwellがGeForce GTX 900シリーズ、GTX 800シリーズ、一部のGTX 700シリーズ(750 Ti、750、745)、PascalがGeForce GTX 1000シリーズ、VoltaがTITAN Vです。(※GeForce GTX 1600シリーズはTuringのため対象外です)
NVIDIAによると、これらをサポートするGeForceドライバは580番台(R580ブランチ)で最後になるとのこと。つまり、これより後の590番台あるいは585番台では上記のグラボ・GPUはサポートされなくなります。
Maxwell、Pascal、VoltaのサポートはR580ブランチで最後
このアナウンスはUnix / Linux向けのページで公開されましたが、ブランチはWindowsもLinuxも共通しているため、おそらくはWindows用ドライバも580番台が最後となるでしょう。(追記: 海外メディアのWCCF TECHによると、Windows版は1~2ブランチほどサポートが長い傾向にあるため「少なくともWindowsでは585番台はサポートが継続される」と報じています)
2025年7月1日現在、GeForceドライバのバージョンは576.80のため、サポート終了となるのはまだしばらくは先のはずです。しかし、これらのグラボを使用されている方は、そろそろ買い替えどきかもしれません。
MaxwellのGeForce GTX 980が2014年に、PascalのGeForce GTX 1080が2016年に登場して、もう9~11年が経過します。これらのグラボは非常に長期間にわたってサポートされ続けてきました。