SteamOS vs. Windows11。ゲーム性能が高いのはどっち?ベンチマーク結果は

PCゲーム全般

SteamOS

SteamOSとWindows11、ゲーム性能に優れているのはどちらのOSでしょうか。

SteamOSとは、Valveが開発したLinuxベースのゲーム向けオペレーティングシステム(OS)。海外メディアのArs Technicaにより、SteamOSとWindows11のゲーム性能が比較されました。

テストに使用したハードウェアは携帯ゲーミングPC (ハンドヘルドPC)のLenovo Legion Go SでCPUはRyzen Z2 Go (Zen 3+ 4C8T、iGPU RDNA 2 12CU)。まず初めにSteamOS版Legion Go Sでベンチマークを行い、その後、Windows11をインストールして、Lenovo公式サイトのドライバと、ASUSで公開されているドライバを使用してベンチマークを行いました。

そのベンチマーク結果が以下。

SteamOS vs. Windows11: ゲーム5タイトルの各平均fps
SteamOS vs. Windows11
ゲーム5タイトルの各平均fps

SteamOS vs. Windows11: パーセンテージ
SteamOS vs. Windows11
パーセンテージ

ゲーム5タイトル中、Windows11が勝利したのは『ボーダーランズ3』の1タイトルのみ。その他、『Returnal』『サイバーパンク2077』『Homeworld 3』『DOOM: The Dark Ages』の4タイトルは、すべてSteamOSが高fpsを示し勝利しました。

多くのPCゲーマーはWindowsを使用しており、Linuxにはあまり馴染みがないかもしれませんが、SteamOSはLinuxゲーミングのポテンシャルの高さを示しています。

なお、上記はあくまでもLenovo Legion Go Sにおけるベンチマーク結果です。上記以外のゲームやPC構成の違いによっては結果が異なってくる可能性があることはご留意ください。

Posted by にっち