Intel Panther Lake、計12ラインナップの噂。スペック・命名規則が報じられるも真偽は
Intelの次世代モバイルCPU、Panther Lakeシリーズのラインナップ・スペック・命名規則について報じられました。
海外メディアのTechPowerUpによると、現時点では以下の12ラインナップの登場が見込まれているとのこと。
▼Panther Lake-H、X付きモデル
- Core Ultra X9 388H: 4P-Core、8E-Core、4LPE-Core、12 Xe3 Core
(またはCore Ultra 9 X388H) - Core Ultra X7 368H: 4P-Core、8E-Core、4LPE-Core、12 Xe3 Core
(またはCore Ultra 7 X368H) - Core Ultra X7 358H: 4P-Core、8E-Core、4LPE-Core、12 Xe3 Core
(またはCore Ultra 7 X358H) - Core Ultra X5 338H: 4P-Core、4E-Core、4LPE-Core、10 Xe3 Core
(またはCore Ultra 5 X338H)
▼Panther Lake-H
- Core Ultra 9 375H: 4P-Core、8E-Core、4LPE-Core、4 Xe3 Core
- Core Ultra 7 355H: 4P-Core、8E-Core、4LPE-Core、4 Xe3 Core
- Core Ultra 7 345H: 4P-Core、8E-Core、4LPE-Core、4 Xe3 Core
- Core Ultra 5 325H: 4P-Core、4E-Core、4LPE-Core、4 Xe3 Core
▼Panther Lake-U
- Core Ultra 7 360U: 4P-Core、0E-Cores、4LPE-Core、4 Xe3 Core
- Core Ultra 5 350U: 4P-Core、0E-Cores、4LPE-Core、4 Xe3 Core
- Core Ultra 5 340U: 4P-Core、0E-Cores、4LPE-Core、4 Xe3 Core
- Core Ultra 3 320U: 2P-Core、0E-Cores、4LPE-Core、4 Xe3 Core
Panther LakeはCore Ultra 300シリーズとなり、現在のところ『X付きのPanther Lake-H』『Panther Lake-H』『Panther Lake-U』の3つのカテゴリでの登場が見込まれています。
X付きモデルは最大12基の次世代Xe3コアを搭載しており、高いiGPU性能が期待されます。Lunar Lakeの後継となり、携帯ゲーミングPC (ハンドヘルド)や薄型ゲーミングノートPCなどへの採用が見込まれます。AMDのRyzen APUとどのような勝負を見せてくれるのか、興味深い製品となるでしょう。
X付きモデルの命名規則については情報が錯綜しており、『X』は『Core Ultra X9 338H』といったように、グレードを示す『9』『7』『5』の前に付く説と、『Core Ultra 9 X388H』といったように型番『338H』の前に付くという説が出ています。
上記のネーミングは、リーカーのHXL氏、CPU情報サイトCPU-MonkeyのXへのポスト、中国のハードウェアリーカーGolden Pig Upgrade氏(金猪升级包)、そして中国語圏フォーラムChiphellへの投稿に基づいています。
特に最後のChiphellでは、上記の12モデルとそのコア構成までが記されており、TechPowerUpはChiphellの情報をメインに上記のラインナップを報じています。
そして気になるのはこの情報の真偽。Chiphellでは以下の画像とともに「この画像の内容は本物ですか?」と投稿されています。
Chiphellに投稿されたPanther Lakeシリーズ
「10月9日発表」とも書かれている
つまるところ、現時点で上記のラインナップは確定したものかどうかは定かではありません。ちゃんとした(という言い方も変ですが)リークなのかどうかも不明です。そのため、まだ鵜呑みにはせず、『噂』として見ておくべきでしょう。
上記画像の情報が正しければ、2025年10月9日に発表されるそうですがはたしてどうなるでしょうか。