Arrow Lake Refresh / Core Ultra 7 365KがGeekbenchに掲載!ネーミングはCore Ultra 300シリーズに
Intel Arrow Lake RefreshデスクトップCPU (Arrow Lake-S Refresh)となるCore Ultra 7 365KがGeekbenchに掲載されました。そのリザルトがこちら。
Geekbench: Core Ultra 7 365K
シングル2140 マルチ19744
Geekbencに記されているCore Ultra 7 365Kのスペックは8P-Ccore、12E-Core、計20コア20スレッド、ベースクロック3.9GHz、最大動作クロック5.4GHz。
Arrow Lake Refreshは文字通りにArrow Lakeのリフレッシュ版となり、リングバスクロック、Die to Dieクロック、動作クロックが向上するといわれています。
ただ、上記Core Ultra 7 365Kの動作クロックは、リフレッシュ前モデルとなるCore Ultra 7 265K (20C20T / ベース3.9GHz / 最大ターボ5.5GHz)よりも低いものとなっています。Geekbenchの内部情報を見てみると、
ベンチマーク実行時の動作クロックは2706~4922MHzの間を推移しており、低クロックで測定された模様です。そのため、Geekbenchに記されている最大動作クロックは、本来の最大ターボクロックではないものと見て取れます。(実際の最大ターボクロックは5.5GHzを超えるものとなるでしょう)
結果、Core Ultra 7 365Kのベンチマークスコアはシングルが2140ポイント、マルチが19744ポイントと、このスコアはCore Ultra 7 265K (シングル2941 / マルチ20324)よりも低いものとなっています。
今回のリザルトでArrow Lake Refreshがどれくらいの性能向上をはたしているかはわかりませんでしたが、1つ、判明したことがあります。それはネーミングです。
以前のリークではArrow Lake RefreshはCore Ultra 200シリーズとして登場する可能性があるといわれていましたが、今回、Core Ultra 7 365Kが出てきたことで、Arrow Lake RefreshはCore Ultra 300シリーズとして登場することが明らかになりました。
Arrow Lake Refresh / Core Ultra 300シリーズデスクトップCPU (正式名称はおそらくCore Ultra 300Sシリーズ)は2025年後半の発売が見込まれており、Arrow Lake比で7~10%ほどゲーム性能が向上すると囁かれています。