GeForce 497.09 ドライバ 不具合情報

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GeForce 497.09ドライバの不具合情報です。NVIDIA公式の既知の不具合と、海外のGeForceフォーラムで目に付いたユーザー報告を意訳しています。ユーザー報告は全ての環境で発生するものとは限らず、環境依存の可能性もあります。同様の不具合にお悩みの方の参考になりましたら幸いです。

NVIDIA公式: 既知の不具合 (リリースノート + フォーラム)

・Microsoft Flight SimulatorをDirectX 11でプレイしていると、ゲームがクラッシュする場合があります。 [New]
・Microsoft Flight SimulatorをDirectX 11でプレイすると、地面のテクスチャに紫色のアーティファクトが断続的に表示される場合があります。 [New]
・Horizon Zero Dawn Complete Editionにおいて、解像度を変更しようとすると、解像度が変更されません。この不具合を回避して新しい解像度を適用するには、[ALT] + [TAB]キーを押してください。 [New]
マルチモニター環境において、ランダムに黒い画面がちらつく場合があります。
・Supreme Commander: Forged AllianceおよびSupreme Commander 2において、マウスを動かすとパフォーマンスが低下します。
・Windows HDRを有効にしてDeathloopをプレイすると、『ディスプレイドライバーの応答停止と回復』(TDR)や表示の乱れが発生します。この不具合が発生する場合は、一時的な回避策としてHDRを無効にしてください。
・ソニック&オールスターレーシングTRANSFORMEDの水中を走るステージでゲームがクラッシュする場合があります。
Windows上からHDRをオンにしたり、NVIDIAコントロールパネルからG-Syncをオンにしたりすると、マウスポインターが動かなくなります。この不具合を回避するには、マウスの左ボタンまたは右ボタンをクリックしてください。数秒間、マウスカーソルの動きが鈍くなりますが、その後は通常の動作に戻ります。
・NVIDIAコントロールパネルのディスプレイマルチプレクサタイプを『dGPU』に設定しても、再起動やS4からの再開後に設定が保存されません。
・イメージスケーリングをデスクトップに適用すると、コールドブート時に画面が左上に移動する場合があります。そのため、デスクトップにイメージスケーリングを適用しないでください。デスクトップに適用する際は、動画のアップスケーリングや、デスクトップに同じイメージスケーリングの解像度を適用しないとスケーリング解像度で動作しないゲームをプレイする場合などに限定してください。
・イメージスケーリングを有効にしてDirectX 11のビデオアプリを使用すると、動画の再生がおかしくなったり、HDRを切り替えるとシステムがハングアップする場合があります。Windowsの『設定』からHDRを切り替える必要がある場合は、必ず別のイメージスケーリング解像度に切り替えてください。

ユーザー報告の不具合

・モニター上部にちらつきが発生する不具合は直っていません。この不具合が発生しない最も新しいドライバは472.12です。使用しているモニターはLenovo G32qc-10、グラボはGigabyte GeForce RTX 3060 Tiです。

・LG C9で4K120fpsに設定してFF14を起動すると音が出なくなります。4K60fpsにするか、496.46にロールバックすると音が出ます。
・↑私のSamsung Q90Tでもまったく同じ不具合が発生しています。私は472.12にロールバックしました。

・LG C1環境でG-Syncを有効にすると、Kernel Watchdogのブルースクリーンエラー(BSoD)が発生します。

・479.09にしてからサイバーパンク2077でマップやインベントリを開くと必ずクラッシュします。472.12にロールバックしました。 [RTX 3090 FE / 5960x1080@144Hzサラウンドモニター]

・ASUS PG279QとEve Spectrumのマルチモニター構成ですが、ブラックスクリーンのちらつきが発生します。これはとても大きな問題です。以下の動画をご覧ください。

・EVE Onlineを起動するとドライバが断続的に再起動しているのか、黒い画面が表示されます。EVE Onlineを閉じるまでこの現象は続きます。
・EVE Onlineの起動時にGPU使用率が100%へと急上昇します。その後、5~10秒後に必ずクラッシュします。

ASUS GeForce GTX 970環境だと、アイドル時でもGPUコアとVRAMのクロックが最大にまで上がります。さらにファンの回転数が上がらず、そのままフリーズします。この現象は496.13、496.49、496.76、496.98、497.09で発生します。472.12では全て正常に動作します。


 

496.76より発生しだしたマルチモニター環境でランダムに黒い画面がちらつく不具合は未だに直っていません。そのほか、色々な不具合報告が出ていますが、多くの場合は472.12に戻すと直る模様です。不具合にお困りの方は、安定度の高い472.12ドライバへのロールバックをお試しください。