DDR6メモリ、2027年に本格的に普及か。DDR5メモリの2~3倍の性能へ。PCゲーマーにも恩恵
2027年にはDDR6メモリの普及が見込まれている模様です。台湾メディアの工商時報が報じました。
DDR6メモリは、2027年に本格的に普及すると見込まれている。Micron、Samsung、SK hynixといった主要DRAMメーカーはすでにDDR6メモリのプロトタイプチップの設計を完了しており、IntelやAMDなどと連携してテストを行っている。 2026年以降の次世代CPUからDDR6メモリがサポートされると見られており、AIサーバー、HPCシステム、高性能ノートPCなどへの採用が期待されている。 メモリ速度に関しては、まずは8800MT/sから始まり、最終的には最大17600MT/sにまで向上する見込みだ。総合的な性能はDDR5メモリと比較して2~3倍となる。 ― 工商時報 |
メモリ速度は、PCゲーマーにとっても無縁ではありません。CPUボトルネック時(GPU使用率が99%以下)はメモリ速度が速いほどにフレームレートが向上し、APUのiGPUもメモリ速度によって性能が変わってきます。メモリ速度の高速化はPCゲーマーにも恩恵をもたらします。
DDR6メモリが本格的に普及・採用されるのは2027年とされており、まだしばらく先の話ですが、登場が楽しみですね。