ARCTIC、MX-7を発表・発売!サーマルペースト(グリス)新製品。曰く「究極性能」。MX-6やMX-4との温度差は

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ARCTIC MX-7

ARCTICは、CPUやGPUなどに使用するPC向けサーマルペースト(グリス)の新製品となる『MX-7』を発表・発売しました。

ARCTICによると、MX-7は「究極性能のサーマルペースト」とされており、従来製品と比較して以下の温度差があるとのこと。

ARCTIC MX-7 vs MX-6 vs MX-4
MX-7 vs MX-6 vs MX-4

Core Ultra 9 285K@4.5GHzの高負荷環境で検証したところ、MX-7は、MX-6よりも2.3℃、MX-4よりも4.1℃低い温度を示しました。

筆者も過去にMX-6とMX-4の温度差を検証したことがありますが、上記リザルトと同様にMX-6はMX-4よりも2度低い結果となりました。MX-7も上記通りの温度差が期待できます。

ARCTICによると、MX-7は乾燥することなく長期間にわたって一貫した性能を維持できるとのこと。また、MX-7は、十字での塗布で気泡が入ることなく均等に広がるため、ヘラを使って伸ばす必要はありません。(ヘラの使用は非推奨)

十字塗りで気泡が入ることなく均等に広がる
十字塗りで気泡が入ることなく均等に広がる

MX-7はすでに日本国内でもAmazonにて販売されています。出荷元はAmazonで販売元はARCTIC HK Ltd (ARCTIC香港支社)となっており、ARCTIC香港支社自らが出品しています。各容量ごとの税込販売価格は以下。(※価格は2025年12月17日時点)

Posted by にっち