Anker、米国でPowerCore 10000 A1263をリコール。火災リスクにより。日本や他国への出荷分は影響なし
Ankerは、米国において、同社製モバイルバッテリー製品『PowerCore 10000』のリコールを開始しました。
Ankerによると、2016年1月1日から2019年10月30日の間に製造され、2016年6月1日から2022年12月31日の間に米国で販売されたAnker PowerCore 10000 (型番: A1263)モバイルバッテリーにおいて、リチウムイオンバッテリーに起因する潜在的な問題により、過熱・プラスチック部品の融解・発煙・火災のリスクに繋がる恐れがあるとのこと。
Anker PowerCore 10000 (型番: A1263)
そのため、Ankerは米国で本製品のリコールを開始しました。
Anker PowerCore 10000 (A1263)は日本でも販売されています。日本に出荷されている製品への影響について、Ankerに問い合わせたところ、以下の回答を得ました。
米国以外の他国で販売されている製品に影響はありません。現在、米国において、Anker PowerCore 10000 (A1263)モバイルバッテリーのリコールを、米国消費者製品安全委員会(CPSC)と連携して行っています。 現在のところ、このリコールは米国特有の規制要件および調査結果に基づいたもので、米国市場に限定されています。弊社は透明性のあるコンプライアンスに則った対応をするため、米国当局と緊密に連携しています。 現時点では、他国でのリコール実施予定はございません。弊社は、引き続き製品の安全性と性能に関するデータを世界規模でモニタリングし、必要に応じて各国のコンプライアンスに則った適切な対応を取ることに全力を尽くしてまいります。 ご不明な点やご質問がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。 ― Anker |
Ankerによると、米国以外で販売されている製品はこの不具合の影響を受けないとのことです。