AMD Zen 6世代のハイエンドAPU、Medusa Haloのスペックがリーク!Strix Halo / Ryzen Al Max+ 395と比較すると
AMD Zen 6世代のハイエンドAPU、Medusa Haloのスペックがリークされました。YouTubeチャンネルのMoore’s Law is Deadが報じました。
AMD Zen 6世代のハイエンドAPUとなる『Medusa Halo』の情報を入手したので紹介したい。『Medusa Halo』は、Zen 5世代のハイエンドAPU『Strix Halo』の後継となる。そのスペックは以下だ。 ▼Medusa Haloスペック (最上位モデルでの例)
― Moore’s Law is Dead |
Medusa Haloと現行のStrix Halo最上位モデルRyzen Al Max+ 395とを比較すると以下のような具合です。
Medusa Halo | Ryzen Al Max+ 395 (Stix Halo) | |
CPU | Zen 6 最大26C52T | Zen 5 16C32T |
iGPU | RDNA 5 最大48CU | RDNA 3.5 最大40CU |
Medusa HaloではCPUコア数が大幅に増えて26コア52スレッドになるとされています。Ryzen Al Max+ 395は16コア32スレッドのため、かなりのマルチ性能の向上が期待されます。
iGPU部分に関しては、GPUコア数自体は8CUの増加に留まっていますが、世代がRDNA 3.5からRDNA 5へと1.5世代ジャンプしています。この1.5世代ジャンプによってどこまで向上するのか、非常に気になるところです。
AMDによると、Ryzen Al Max+ 395 (iGPU: Radeon 8060S)のゲーム性能は、同じ消費電力設定であればGeForce RTX 4070 Laptop GPU以上とされています。
Ryzen Al Max+ 395 vs. RTX 4070 Laptop GPU
ワンチップでここまでの性能を出せるのかかなり印象的なゲーム性能と言えます。
次世代のMedusa Haloではどれほどの性能向上を見せてくれるのか、APUファンから注目が集まりそうです。
なお、Medusa Haloの情報はあくまでも早期のリーク情報であり、今後、仕様が変更されたりする可能性があることはご留意ください。