RyzenのfTPMの不具合を修正。AGESA 1.2.0.7 BIOS公開。各マザーボードメーカーよりダウンロードが可能に
マザーボードメーカー各社より、『AMD Ryzen CPU環境でfTPMを有効にするとスタッターが発生する不具合』を修正したBIOSがリリースされ始めました。
この不具合は、AMD Ryzen環境において、Windows10およびWindows11システムで、fTPM (Firmware TPM)を有効にすると、以下のようなスタッター(映像や音の途切れ、カクつき)がランダムに発生するというもの。
AMDは、この不具合をBIOSアップデートで修正することをかねてよりアナウンスしており、AGESA 1.2.0.7 (AGESA 1207 / AGESA V2 PI 1.2.0.7ともいう)およびそれ以降のバージョンを含んだBIOSを適用することで修正されます。
2022年6月現在、ASUSやGigabyte、MSIなどの各マザーボードメーカーからAGESA 1.2.0.7を含んだBIOSが公開されており、ダウンロードが可能となっています。
まだすべてのマザーボード用のBIOSが公開されているわけではありませんが、不具合にお困りだった方は修正BIOSが公開されていないか、一度、お使いのマザーボードのページを確認してみてはいかがでしょうか。