AM4さん、まさかの10年目に突入!AM4新CPU、Ryzen 5 5600Fが登場
AMDは、ソケットAM4用の新CPU、Ryzen 5 5600Fを発表しました。
Ryzen 5 5600Fの主なスペックは、6コア12スレッド、ベースクロック3.0GHz、最大ブーストクロック4.0GHz、TDP65W。対応プラットフォームはソケットAM4で、アーキテクチャはZen 3世代となります。
ラインナップ的には、Ryzen 5 5600の下位に位置するダウンクロックしたモデルとなります。
CPU | ソケット | コア | ベース | ブースト | L3 | iGPU |
Ryzen 5 5600X | AM4 | 6C16T | 3.7GHz | 4.6GHz | 32MB | x |
Ryzen 5 5600 | AM4 | 6C12T | 3.5GHz | 4.4GHz | 32MB | x |
Ryzen 5 5600F | AM4 | 6C12T | 3.0GHz | 4.0GHz | 32MB | x |
上記の表を見て「iGPUの項目間違ってない?」と思われるかもしれませんが、Zen 3世代のRyzenデスクトップCPUでiGPUが搭載されているのは『G』付きのAPUのみとなります。Ryzen 5 5600Fは『F』付きですが、そもそも『F』なしもiGPUは搭載されていません。ちょっと命名規則に錯綜が見られます。
Ryzen 5 5600Fの販売地域は、日本を含むアジア太平洋地域(APJ)と記されており、日本でも販売される模様です。発売日は2025年9月16日と記されていますが、今のところ、国内ショップでの取り扱いは見られません。
ソケットAM4が最初に登場したのは2016年9月です。それから9年も経ち、10年目に突入しました。こんなにも長期間サポートされることをいったい誰が予想できたでしょうか。