【アプデ/7/8.1】 2019年5月24日、『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』KB4499178 / KB4499182が配信 [Update 1: IE11に既知の不具合追加]

Windows,WindowsUpdate

2019年5月24日、Windows7 / 8.1のWindowsUpdateに非セキュリティアップデートの『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』が配信されました。

本来、2019年5月22日(水)が配信予定日ですが、2日遅れでの配信となりました。2018年は4月度以外全遅刻、2019年も1月度2月度4月度と遅刻しており、もはや間に合わせる気なんて皆無の様相を見せています。

< Update 1: IE11に既知の不具合追加 > [2019/6/9更新]
Win7/8.1両方の『ロールアッププレビュー』にIE11に関する既知の不具合が追加されました。Microsoftによると、マーカー付き折れ線グラフを含むPower BIのレポートをロードしたり操作するとInternet Explorer 11が機能しなくなる場合があるとのこと。この不具合は、Scalable Vector Graphics (SVG)マーカーを含む他のコンテンツを表示しているときにも発生する可能性があります。緩和策として、Power BIでマーカーをオフにするようMicrosoftは案内しています。Power BIをお使いの方はお気をつけくださいませ。Microsoftは2019年7月中旬にこの不具合の修正を予定しています。

以下、Windows7 / 8.1向けのザックリ説明になります。


更新履歴
① 既知の不具合追加。マーカー付き折れ線グラフを含むPower BIのレポートをロードしたり操作するとInternet Explorer 11が機能しなくなる場合があるとのこと。

 

KB4499178 (Windows7系用)
(※1:このパッチにテレメトリ関連有)
(※2:このパッチに不具合有)
Windows7に配信。このパッチは非セキュリティアップデートの『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』と呼ばれるオプションの詰め合わせパッチです。名前からもわかるようこのパッチはプレビュー版です。人柱になりたくない人は非表示入りをおすすめします。このパッチはセキュリティパッチではないため、入れなくてもセキュリティ上の問題はありません。

何事もなければ翌月の『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』にこのパッチも抱き合わせされる予定です。

パッチ内容は省略。どういった内容が含まれるかはこちら(日本語)こちら(英語)をご参照くださいませ。入れるか入れないかの選択はお任せいたします。

マンスリー品質ロールアップのプレビュー』は過去のパッチが累積されているため、過去に混入したテレメトリが入っています。テレメトリ入りということでこのパッチは『入れなくても良いKBリスト』入りとします。

このパッチには既知の不具合があります。

[ 既知の不具合 ]

  • マーカー付き折れ線グラフを含むPower BIのレポートをロードしたり操作するとInternet Explorer 11が機能しなくなる場合があります。この不具合は、Scalable Vector Graphics (SVG)マーカーを含む他のコンテンツを表示しているときにも発生する可能性があります。Power BIでこの不具合を緩和するにはマーカーをオフにしてください。Microsoftは2019年7月中旬にこの不具合の修正を予定しています。

 

KB4499182 (Windows8.1系用)
(※1:このパッチにテレメトリ関連有)
(※2:このパッチに不具合有)
Windows8.1に配信。このパッチは非セキュリティアップデートの『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』と呼ばれるオプションの詰め合わせパッチです。名前からもわかるようこのパッチはプレビュー版です。人柱になりたくない人は非表示入りをおすすめします。このパッチはセキュリティパッチではないため、入れなくてもセキュリティ上の問題はありません。

何事もなければ翌月の『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』にこのパッチも抱き合わせされる予定です。

パッチ内容は省略。どういった内容が含まれるかはこちら(日本語)こちら(英語)をご参照くださいませ。入れるか入れないかの選択はお任せいたします。

マンスリー品質ロールアップのプレビュー』は過去のパッチが累積されているため、過去に混入したテレメトリが入っています。テレメトリ入りということでこのパッチは『入れなくても良いKBリスト』入りとします。

このパッチには既知の不具合があります。

[ 既知の不具合 ]

  • この更新プログラムを適用後、可変のウィンドウ拡張を使用するように設定されたWindows展開サービス(WDS)サーバからPreboot Execution Environment(PXE)を使用してデバイスを起動すると、イメージのダウンロード中にWDSサーバへの接続が途中で終了するなどの問題が発生する場合があります。可変のウィンドウ拡張を使用しないクライアントまたはデバイスには影響しません。この不具合を緩和するには以下のいずれかの方法で可変のウィンドウ拡張を無効にしてください。

    1.管理コマンドプロンプトを開いて以下を入力。

    Wdsutil /Set-TransportServer /EnableTftpVariableWindowExtension:No

    2.Windows展開サービスUIを使用。

    1.Windows管理ツールからWindows展開サービスを開きます。
    2.サーバーを展開し、WDSサーバーを右クリックします。
    3.プロパティを開き、[TFTP]タブの[可変のウィンドウ拡張を有効にする]をオフにします。

    3.次のレジストリ値を『0』に設定します。

    HKLM\System\CurrentControlSet\Services\WDSServer\Providers\WDSTFTP\EnableVariableWindowExtension

    可変のウィンドウ拡張を無効にした後は、WDSServer サービスを再起動します。

  • クラスタ共有ボリューム(CSV)上のファイルやフォルダの名前を変更した場合、[STATUS_BAD_IMPERSONATION_LEVEL (0xC00000A5)]エラーが発生して失敗する場合があります。これは管理者権限がないプロセスからCSV所有者ノードで操作を実行したときに発生します。この不具合は、管理者権限を持つプロセスから操作を行うか、CSV所有者ではないノードから操作を実行することで回避できます。
  • マーカー付き折れ線グラフを含むPower BIのレポートをロードしたり操作するとInternet Explorer 11が機能しなくなる場合があります。この不具合は、Scalable Vector Graphics (SVG)マーカーを含む他のコンテンツを表示しているときにも発生する可能性があります。Power BIでこの不具合を緩和するにはマーカーをオフにしてください。Microsoftは2019年7月中旬にこの不具合の修正を予定しています。

 

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