【Win10】 Windows10上でOfficeが異常終了する不具合が発生中

Win10チューニング,WindowsUpdate

Windows10およびWindows Server 2016上でOffice使用中、Officeが異常終了する不具合が発生しています。以下、Microsoftの発表になります。

- 現象
Windows10やWindows Server 2016上でOSに付属のMicrosoft IMEを利用して日本語入力をしているときに、入力中のOfficeアプリケーションが異常終了する場合があります。
入力中の文字や文字数等、明確な現象再現のための条件はなく、不定期に発生する現象です。

アプリケーションの異常終了は様々な要因で発生しますが、Microsoft IMEで既定で有効になっている「予測入力」の機能をご利用になられている場合、現象の一因としてこの「予測入力」機能の影響が考えられます。
アプリケーションの異常終了に伴いアプリケーションイベントログに記録されるApplication ErrorイベントID 1000のログに記録される [障害が発生しているモジュール名] がIMJPAPI.DLLとなっている場合、「予測入力」機能の影響で異常終了が生じている可能性がございます。

- 回避方法
イベントログをご確認いただいた結果「予測入力」機能の影響が疑われる場合、以下の設定変更にて「予測入力」の機能を無効にしていただくことで現象を回避できる可能性がございます。

タスクバー上のIMEのアイコン (A あ などと表示されているもの)を右クリックし、[プロパティ]メニューを選択します。
[Microsoft IME の設定]ダイアログで[詳細設定]ボタンを押します。
[予測入力]タブの[予測入力を使用する]のチェックをオフにします。
OKで[Microsoft IME の詳細設定]ダイアログを閉じます。
なお、この設定変更を行った場合、予測入力の機能はご利用いただけなくなりますが、その他の日本語入力機能への影響はなく各アプリケーションにて日本語入力をすることが可能です。

MS-IMEが悪さをしているようなので、他社製のIMEを使用することでも回避できるかもしれません。Microsoftはこの不具合を調査しており、進展があり次第下記の公式ブログにて案内を予定しています。