Nova LakeデスクトップCPU、bLLCモデルは最大52コア

Nova LakeデスクトップCPU (Nova Lake-S)のbLLCモデルについて、新たな、といいますか、補足的な情報が入りました。
2025年11月末、ハードウェアリーカーのkopite7kimi氏により、Nova LadeデスクトップCPUのbLLCモデルは4SKUあるとリークされました。
今回、別のリーカーHaze氏により、bLLCモデルのより詳細なコア構成がリークされました。それが以下。
Nova Lake-SのBig Last Level Cache (bLLC)モデルのコア構成は以下です。
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Haze氏によると、bLLCモデルのコア構成は上記の4SKUになるとのこと。
bLLCサイズや、CPUタイル構成(ダイ構成)をより細分化すると以下のようになります。
▼デュアルbLLCモデル (bLLCサイズ: 288MB (144MB x2))
- (8P-Core + 16E-Core) + (8P-Core + 16E-Core) + 4LP E-Core = 計52コア
- CPUタイルは2タイル(AMDでいうところの2CCD)
- (8P-Core + 12E-Core) + (8P-Core + 12E-Core) + 4LP E-Core = 計44コア
- CPUタイルは2タイル
▼シングルbLLCモデル (bLLCサイズ: 144MB)
- 8P-Core + 16E-Core + 4LP E-Core = 計28コア
- CPUタイルは1タイル
- 8P-Core + 12E-Core + 4LP E-Core = 計24コア
- CPUタイルは1タイル
2025年11月末のkopite7kimi氏のリークではLP E-Coreについては言及されていませんでした。Haze氏によると、いずれのモデルも4LP E-Coreを搭載しており、最上位モデルは計52コアになるとのこと。下位モデルはそれぞれ、計44コア、28コア、24コアになるとのことです。
さらに補足としまして、bLLCは『デュアルbLLC』がある説と、ない説があります。kopite7kimi氏とMoore’s Law is Deadは「ある」、Jaykihn氏は「ない」と主張しています。
どの主張が正しいのかは現時点では定かではありませんが、今のところある説の方が多いため、上記ではデュアルbLLCサイズを記しています。




























