Ryzen 7 9850X3DがGeekbenchに掲載!されるも今のところベンチマーク結果は微妙。原因は

AMD Ryzen 7 9850X3DがGeekbenchに掲載されました。そのベンチマーク結果がこちら。

Geekbench: Ryzen 7 9850X3D
シングル3439 マルチ17530
リザルトに記されているRyzen 7 9850X3Dのスペックは8コア16スレッド、ベースクロック4.7GHz、ブーストクロック5.6GHz。
このスペックは、以前よりリークされているスペックと一致しています。
| Ryzen 7 9850X3D | Ryzen 7 9800X3D | |
| コア | 8C16T | 8C16T |
| CCD | 1CCD | 1CCD |
| クロック | ベース4.7GHz ブースト5.6GHz | ベース4.7GHz ブースト5.2GHz |
| L3 | 96MB (3D V-Cache 64MB x1) (通常のL3 32MB x1) | 96MB (3D V-Cache 64MB x1) (通常のL3 32MB x1) |
| TDP | 120W | 120W |
Ryzen 7 9850X3Dは、Ryzen 7 9800X3Dの上位モデル・リフレッシュモデルとなり、ブーストクロックが400MHz向上し、それ以外はどちらも同じとされています。
今回、Geekbenchに掲載されたRyzen 7 9850X3Dのベンチマーク結果は、シングルが3439ポイント、マルチが17530ポイント。
Ryzen 7 9800X3Dと比較すると、以下のような具合です。
| Geekbench 6 | シングル | マルチ |
| Ryzen 7 9850X3D | 3439 | 17530 |
| Ryzen 7 9800X3D | 3334 | 18335 |
シングルはRyzen 7 9850X3Dの方が若干高いものの、マルチはRyzen 7 9800X3Dよりも低い結果となっています。ベンチマーク結果は微妙です。
あまりスコアが芳しくない理由としては、メモリ速度が遅い(4800MT/s)ことに起因していたり、まだファームウェアが未成熟などの可能性が考えられます。
そのため、現時点で上記のスコアは鵜呑みにしない方が良いでしょう。今後、より正確なベンチマーク結果の登場が期待されます。
Ryzen 7 9850X3Dは、2026年1月のCES 2026で発表されると囁かれています。
























