Windows11 24H2、内蔵カメラの不具合が解決。アプリがフリーズしなくなる。セーフガード解除
Microsoftは、Windows11 24H2における内蔵カメラの不具合が解決したことを発表しました。
不具合概要・セーフガード解除・修正
Windows11 24H2をインストール後、カメラアプリやWindows Helloによる顔認証サインイン、その他、内蔵カメラを使用するアプリケーションにおいて、カメラ使用時にアプリケーションが応答しなくなるという不具合が発生していました。この不具合は、物体認識や顔認識機能が有効になっている一部のPC環境が影響を受けていました。
Microsoftはこの不具合の影響を受けるPC環境に対して、Windows Update経由でWindows11 24H2が降ってこないよう、セーフガード(セーフガードID:53340062)を適用していました。
2025年9月19日付け(現地時間)でのMicrosoftの発表によると、2025年9月11日付けでセーフガードを解除したとのこと。
ほかにセーフガードが適用されていないWindows11 23H2環境であれば、Windows UpdateにWindows11 24H2が降ってくるようになります。
なお、この不具合の修正は、Windows Updateの更新プログラムに含まれているため、Windows Updateを実行して最新のセキュリティ更新プログラムをインストールすることをMicrosoftは推奨しています。
まだWindows11 24H2にアップデートしたくない場合
現在、Microsoftは、Windows11 23H2環境に対して、広範囲にWindows11 24H2への強制自動更新を行っています。
もし、まだWindows11 23H2に留まっていたい場合は、以下の記事をご覧ください。バージョンを強制的にWindows11 23H2へと固定する方法(およびその解除方法)を解説しています。
なお、Windows11 23H2のサポートは、日本時間で2025年11月12日AM03:00のWindows Update / セキュリティ更新プログラムの配信をもって終了となることには注意が必要です。これよりあとにはセキュリティ更新プログラムが配信されなくなるため、セキュリティを保つためにはWindows11 24H2、もしくは今秋リリース予定のWindows11 25H2へとアップデートする必要があります。