Windows11 24H2でSSDが認識しなくなる不具合、原因判明。Phison曰く、Windows側の不具合でSSDコントローラーに起因するものではない [Update 2]
先日より問題となっているWindows11 24H2におけるSSDの不具合ですが、Windows側の不具合と判明した模様です。
Windows11 24H2において、数十GBの大容量の単体ファイルや、合計数十GBになる大量のファイルをSSDにコピーすると、そのSSDが認識しなくなるという不具合が報告されています。多くの場合は再起動で再認識するようになりますが、中には再起動しても認識せず、アクセス不能となる事例も確認されています。
この不具合は、2025年8月13日のセキュリティ更新プログラムKB5063878や、2025年7月23日のプレビューリリースKB506266が怪しいと見られています。詳細については以下の記事をご覧ください。
2025年8月19日、SSDコントローラーメーカーであるPhisonは、この不具合について調査を行っていると発表しました。そして、早くもその調査結果が出てきました。
PC Watchが2025年8月20日にPhisonに取材したところ、Phison曰く、この不具合はPhisonのSSDコントローラーに起因するものではなく、Windows側の不具合と判明したため、Microsoftが修正作業を行っているとのこと。
今後、Microsoftからより具体的な影響範囲や対処方法など、詳細発表が待たれます。
< Update 1 > [2025/8/22]
PC Watchでは上記のように報じられていますが、海外メディアのBleeping ComputerがMicrosoftから得た回答は「不具合を再現できていない」というものでした。PC Watchの報道とBleeping Computerとの報道とで、情報・内容に齟齬が生じています。詳細は以下の記事をご覧ください。
MS、Windows11 24H2でSSDが認識しくなる不具合を再現できず。フィードバックを求める
< Update 2 > [2025/8/28] [New]
Microsoftと同様にPhisonも不具合を再現できなかったと発表しました。詳細は以下の記事をご覧ください。