Windows10 22H2のサポート終了が迫る。Microsoftが注意喚起。Windows11へ移行するかESUを利用するかご検討を
Microsoftは、Windows10 バージョン22H2のサポート(サービス)終了日が迫っていることをアナウンスしました。
2025年10月14日(現地時間。日本時間で10月15日)をもって、Windows10 22H2の以下のエディションとバージョンがサポート終了となります。
▼コンシューマー向け
- Windows10 Home バージョン22H2
- Windows10 Pro バージョン22H2
▼企業・組織向け
- Windows10 Enterprise バージョン22H2
- Windows10 IoT Enterprise バージョン22H2
- Windows10 Education バージョン22H2
- Windows10 2015 LTSB
- Windows10 IoT Enterprise LTSB 2015
これらのバージョンのOSは、日本時間で2025年10月15日AM02:00のWindows Updateを最後に、今後、セキュリティ更新プログラムが配信されなくなります。これより後にWindows10に脆弱性が見つかっても修正されず、システムが脆弱になるため、Microsoftが注意喚起を行っています。
そのため、Microsoftとしては、Windows11へのアップグレードを推奨していますが、有料延長サポートとなるESU (Extended Security Updates)を利用することで、個人ユーザーは最大1年間、企業・組織は最大3年間、引き続きWindows10でセキュリティ更新プログラムを受け取ることができます。
なお、個人ユーザー向けESUに関しては、Windows10を『クラウド同期してWindows バックアップを使う』か、『Microsoft Rewards 1,000ポイント』を使用することで、ESUを無料で利用できます。どちらも選びたくない場合は、30ドル支払って有料での利用もできます。(価格は国・地域によって異なる場合があります)
ESUの登録ウィザードは、2025年7月から段階的にロールアウトされ、2025年8月中旬頃までには広範囲で利用可能になる予定です。
Windows10のサポート終了までついに残り3か月となりました。Windows11へと移行するか、ESUを利用してもうしばらくWindows10に留まるか、ご検討ください。