【Windows11】 WindowsUpdate 2024年1月 不具合情報 - セキュリティ更新プログラム KB5034123 [Update 1]

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2024年1月10日にWindowsUpdateに配信されたWindows11 22H2 / 23H2用セキュリティ更新プログラムKB5034123の不具合情報です。

『悪意のソフトウェア削除ツール』『.NET Framework』などの更新プログラムの不具合は割愛しています。以下、2024年1月10日に公開されたセキュリティ更新プログラムの不具合およびその回避策・解決策になります。

更新履歴
① マルチモニター環境でCopilot使用時にアイコン位置がズレる不具合が修正されました。その旨、記事に加筆。 [2024/2/9] [New]

Windows11 22H2 / 23H2用セキュリティ更新プログラム: KB5034123

基本情報

KB5034123はWindows11 バージョン22H2 / 23H2用のセキュリティアップデートを含む累積更新プログラムです。この更新プログラムを適用することで脆弱性が修正されます。

▼更新プログラムのハイライト・修正された脆弱性や不具合

  • Windowsの脆弱性を修正
  • リモート環境においてスマートカードで認証すると、PCが60秒後にシャットダウンする不具合を修正
  • サインイン時にスマートカードアイコンが表示されない不具合を修正
  • 一部環境でWi-Fiに接続できない不具合を修正

不具合情報

KB5034123には以下の既知の不具合があります。

既知の不具合
不具合概要回避策

マルチモニター環境において、Copilot in Windows (プレビュー)を使用すると、アイコンの位置が移動したりズレる場合があります。

2024/2/9追記[New]
この不具合は修正されました。詳細は以下の記事をご覧ください。

Microsoftによると、この不具合が発生する恐れのある環境ではCopilot in Windowsを使用できない(有効にならない)場合があるとのこと。

すでにCopilotが有効になっている環境での具体的な回避策は案内されていません。

Microsoftは不具合の解決に取り組んでおり、今後のアップデートで修正を予定しています。

Mobile Device Management (MDM)アプリの BitLocker 構成サービスプロバイダー(CSP)ノードで『FixedDrivesEncryptionType』または『SystemDrivesEncryptionType』ポリシー設定を使用すると、一部環境において『Require Device Encryption』設定に65000エラーが誤って表示されることがあります。

このエラーは表示上のエラーで、実際には影響はありません。この不具合はMicrosoft Intuneで発生します。また、サードパーティ製MDMでも影響を受ける可能性があります。

この不具合は、以下のOSに影響します。

  • Client: Windows11 23H2 / 22H2 / 21H2、Windows10 22H2 / 21H2、Windows10 Enterprise LTSC 2019
  • Server: なし

Microsoft Intuneでこの不具合を緩和するには、『Enforce drive encryption type on operating system drives』または『Enforce drive encryption on fixed drives』ポリシーを未構成に設定してください。

Microsoftは不具合の解決に取り組んでおり、今後のアップデートで修正を予定しています。

COLRv1カラーフォントフォーマットが正常にレンダリングされません。

Microsoftから回避策は案内されていません。

Microsoftは不具合の解決に取り組んでおり、今後のアップデートで修正を予定しています。