0xC004C003エラーでライセンス認証に失敗する不具合。20H2 / 2004で発生。回避策あり [Update 1: 修正]

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Microsoftは、Windows10 バージョン20H2 / 2004に、OSのアクティベーション(ライセンス認証)に失敗する不具合があることを発表しました。

不具合概要

Microsoftによると、2021年2月3日に配信されたWindows10 バージョン20H2 / 2004用プレビューリリースKB4598291以降を適用している環境で、OEM Activation 3.0 (OA3) Digital Product Key (DPK)を使用してOSのライセンス認証を行うと『0xC004C003』エラーで失敗する場合があるとのこと。

認証に失敗すると、『設定』 → 『更新とセキュリティ』 → 『ライセンス認証』の画面で、以下のように「有効なデジタル ライセンスまたはプロダクト キーをお持ちでないため、このデバイスの Windows をライセンス認証できません。有効なライセンスまたはキーをお持ちだと考えられる場合は、下の [トラブルシューティング] を選択してください。エラー コード: 0xC004C003 」といった表示がされます。

20H2 / 2004 - 『0xC004C003』エラーでライセンス認証に失敗する
20H2 / 2004 - 『0xC004C003』エラーでライセンス認証に失敗する

回避策

この不具合を回避する方法としては、ライセンス認証前にKB4598291以降をインストールしないこと、またはすでにインストール済みの場合はアンインストールすれば不具合は発生しません。2021年3月24日時点では以下の更新プログラムを全てアンインストールすれば回避できます。

  • 2021年3月19日配信 緊急リリース
    KB5001649
  • 2021年3月16日配信 緊急リリース
    KB5001567
  • 2021年3月9日配信 セキュリティアップデート
    KB5000802
  • 2021年2月25日配信 プレビューリリース
    KB4601382
  • 2021年2月10日配信 セキュリティアップデート
    KB4601319
  • 2021年2月3日配信 プレビューリリース
    KB4598291

2021/3/30追記: 修正 [New]

本不具合は2021年3月30日に公開・配信されたプレビューリリースKB5000842にて修正されました。不具合にお困りの方はKB5000842(またはそれ以降のKB)を適用することで、この不具合は発生しなくなります。

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Posted by にっち