Microsoftは、2023年6月に発表した『脆弱性を修正すると何らかの破損を引き起こす不具合』の続報を発表しました。
WordやExcelなどのOfficeや32ビットアプリが起動しない不具合が修正。2023年6月14日のWindowsUpdate後に発生していた不具合。一部のアンチウイルスソフトに起因
Microsoftは、2023年6月14日にWindowsUpdateに配信されたセキュリティ更新プログラムをインストールすると、Microsoft Officeアプリなどが起動しなくなる不具合が発生していたことを認め、本不具合が修正されたことを発表しました。
【Windows11】 WindowsUpdate 2023年6月 不具合情報 - プレビューリリース KB5027292 [Update 1]
2023年6月29日にWindowsUpdateに配信されたWindows11 バージョン21H2用更新プログラムKB5027292の不具合情報です。
【Windows10】 WindowsUpdate 2023年6月 不具合情報 - プレビューリリース KB5027293 [Update 1]
2023年6月28日にWindowsUpdateに配信されたWindows10用更新プログラムKB5027293の不具合情報です。
【Windows11】 WindowsUpdate 2023年6月 不具合情報 - プレビューリリース KB5027303 [Update 2]
2023年6月28日にWindowsUpdateに配信されたWindows11 バージョン22H2用更新プログラムKB5027303の不具合情報です。
エクスプローラーのCPU使用率が上がったまま下がらない不具合。Windows11およびWindows Server 2022にて発生。対処方法あり
Microsoftは、Windows11 バージョン22H2 / 21H2およびWindows Server 2022において、エクスプローラーのCPU使用率が上がったまま下がらない不具合が発生していることを発表しました。
脆弱性の修正を有効にすると何らかの破損が発生する恐れ。KB5027215、KB5027231、KB5027223などで。Microsoftが注意喚起
2023年6月14日にWindowsUpdateに配信されたWindows10 22H2 / 21H2用KB5027215、Windows11 22H2用KB5027231、Windows11 21H2用KB5027223などのセキュリティ更新プログラムには、脆弱性の修正が含まれています。
しかし、そのうちの1件、『Windows Kernelに影響する脆弱性(CVE-2023-32019)』の修正はデフォルトで無効になっており、手動で有効にする必要があります。
いったいなぜ、デフォルトで無効になっているのか、その理由について、Microsoftはこう述べています。
KB5027231でChromeが起動しない不具合、WatchGuard Endpoint SecurityやCisco Secure Endpoint使用環境でも発生。対処方法あり
Malwarebytes使用環境でWindows11 22H2用更新プログラムKB5027231をインストールすると、Google Chromeが起動しなくなるという不具合が発生していますが、この不具合はMalwarebytesだけでなく、WatchGuard Endpoint SecurityやCisco Secure Endpoint使用環境でも発生することが判明しました。
Malwarebytes、Chromeが起動しない不具合を修正。Windows11 22H2でKB5027231インストール後に発生していた不具合
Malwarebytesは、KB5027231をインストール後にGoogle Chromeが起動しなくなる不具合を修正しました。
WordやExcelなどMicrosoft Officeが起動しない不具合。2023年6月のWindowsUpdateに起因。KB5027215、KB5027231、KB5027223インストール後に発生する恐れ。対処方法あり [Update 2]
2023年6月14日にWindowsUpdateに配信されたセキュリティ更新プログラムをインストールすると、一部環境において、Microsoft Officeが起動しなくなるという不具合が発生しています。
更新履歴 [記事初公開日時: 2023/6/15 PM12:21] ① Office以外のアプリと32ビット版で発生する旨を加筆。 [2023/6/15 PM18:50] ② 記事下部に修正された旨を加筆。 [2023/6/29 AM10:45] [New] |
【Windows10】 WindowsUpdate 2023年6月 不具合情報 - セキュリティ更新プログラム KB5027215 | 21H2のサポートが終了 [Update 2]
2023年6月14日にWindowsUpdateに配信されたWindows10用セキュリティ更新プログラムKB5027215の不具合情報です。
『悪意のソフトウェア削除ツール』『.NET Framework』などの更新プログラムやWindows Server固有の不具合は割愛しています。以下、2023年6月14日に公開されたセキュリティ更新プログラムの不具合およびその回避策・解決策になります。
更新履歴 ① Officeが起動しない不具合(ユーザー報告)を加筆。 [2023/6/15] ② Officeが起動しない不具合(ユーザー報告)が修正された旨を加筆。 [2023/6/29] [New] |
KB5027231インストール後にChromeが起動しない不具合。Malwarebytesに起因。対処方法あり [Update 1]
2023年6月14日にWindowsUpdateに配信されたWindows11 22H2用セキュリティ更新プログラムKB5027231をインストールすると、一部環境において、ブラウザのGoogle Chromeが起動しなくなるという不具合が発生しています。
更新履歴 [記事初公開日時: 2023/6/15 00:02] ① 『Exploit Protection』からGoogle Chromeを除外する対処方法を加筆。 [2023/6/15 PM12:37] [New] |