GPU

MicronがGDDR5Xの詳細を公開しました。GDDR5Xのメリットは速度だけでなく、大きな設計変更をしなくても使えるそうで、安上がりに性能向上が図れるようです。

最大で16Gbpsまで持ち上げられるポテンシャルがあるそうですが、2016年は10-12Gbpsになるようです。以下、Micronが発表した画像になります。 (各画像はクリックで拡大)

GeForce,RADEON

まずはAvgFPSの結果画像から。2FPS未満の差は誤差として、2FPS以上の差がある部分だけ赤線入り。

1920x1080

2560x1440

(ソース:Nvidia GeForce GTX 960 2GB vs 4GB review)

上記AvgFPSの表を見るとGTX960の2Gと4Gでは、FHDのアサクリUでしか効果がなかった感。GTX960と同等のR9 380も似たような結果。こちらはFHDとWQHDのアサクリU、WQHDのFC4とRyseでもわずかに効果有。

ただ、MODを盛り盛りすれば話は変わってくるのかもしれないのと、表に無いゲームでは結果が変わってくるのかもしれません。

しかしこれらはあくまでAvgFPS。是非動画を見ていただきたいのですが、スタッター(瞬間的なフレームの落ち込み。動画内右下のグラフを参照)の発生に2Gと4Gでは結構違いを感じられます。

1920x1080

2560x1440

これらの結果は、このスペック帯で高画質設定とか無茶をやっているのもあるかと思います。フレームレートはそこそこでも高画質で楽しみたい、という人なら4Gモデルはスタッターが少なくストレスになりにくいと思います。逆に言えば、フレームレート命な低画質設定勢や、スペック帯に合わせて無茶な設定をしなければ、ここまでスタッターは出ないのではないかと思います。

使い方なんて人それぞれなので、2Gと4G、どちらがジャスティスというのは無いと思います。予算と相談して使い方にあった方を選ぶのが良いでしょう。あと、GTX960の4GモデルもGTX970と同じ3.5GB+0.5GBのようですので気になる人はご注意。

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AMD CEOのリサ・スーいわく、2016年のIslandではワット辺りのパフォーマンスはFijiの2倍を目標にしているそうです。正直、2倍は盛ってる感がありますが、それでも28nmから一気にジャンプしますし、かなりのパフォーマンスアップが期待出来そうです。そしてこれはNVIDIAも同様のことが言えるでしょう。

2016年のGPUはAMD、NVIDIA共におもしろくなりそうです。

ソース
KitGuru
AMD's Arctic Island GPUs to offer double performance per watt over Fiji

GeForce,RADEON

↑ドライバの違いによるパフォーマンス差が結構出ているようです。 (各画像はクリックで拡大)

AMD CatalystのリリースノートにはAshes of the Singularityのパフォーマンスアップが書かれていましたが、GeForceドライバには書かれていませんでした。それでもDirectX12関連のパフォーマンスアップは進んでいるようです。

ちなみにDirectX11では↓こんな感じ。

ソース
ComputerBase
Neue DirectX‑12-Benchmarks mit AMD und Nvidia

RADEON

Catalyst 15.10 Betaで解決した問題
・MPEG2再生時にエラーが出る問題の修正
・UE4ベンチマークを実行時にTDRが発生した問題の修正
・Star Wars Battlefrontでスイッチャブル・グラフィックスが使えるモバイルデバイス(Radeon搭載のゲーミングノート?)でハイパフォーマンスグラフィックスが選択可能に
・3Dディスプレイ+HDMI+PowerDVDで再生時の不具合の修正
・Ashes of the SingularityをDX12モードで使用すると応答停止が発生していた問題の修正
・一部の環境でドライバのインストールが正常に行えなかった問題の修正
・Youtubeを4Kで再生中に最大化と最小化を切り替えるとTDRが発生した問題の修正

(ソース:AMD Catalyst 15.10 Beta Driver for Windows Release Notes)


4K設定でYoutubeを見る人は入れた方が良さそうですね。ダウンロードはこちらから↓どうぞ。

AMD Catalyst 15.10 Beta Driver
http://support.amd.com/ja-jp/download

GPU

「ミドルレンジを2枚にすれば高性能で安い!」 とか 「○○を使っているんですが2枚挿しにするのとハイエンドGPU1枚にするの、どちらが良いでしょうか」 とか、そういった話をたまに見ますよね。個人的にはミドルレンジでのSLI / CFXはおすすめしません。

インディーズやマイナーなゲーム、はたまたメジャーなゲームでもSLI / CFXに対応していないことが多々あります。パッと出てくる2015年のゲームだけでも↓これくらいはあります。

RADEON,ハードウェア全般

ザックリ翻訳
AMDは全世界で従業員の5%に当たる約500人の人員削減を行います。これに伴い、2016年には5800万ドルの経費節減を実現しようと考えています。

(ソース:AMD cuts headcount by 5%, reorganizes certain operations)


エンジニアにはあまり影響が無いリストラの模様。PS4やXboxOneのカスタムチップではシェアを取れていても、PC市場で失ったシェアは大きいようです。

RADEON

前回のあらすじ、15.9で割と深刻なメモリリーク問題発生。

思った以上に早く修正が来ました。ダウンロードは下記アドレスからどうぞ。修正内容はメモリリーク問題への対処のみとなります。

Catalyst 15.9.1 Beta
http://support.amd.com/ja-jp/download

RADEON

HD7000~FuryシリーズのGPU + Catalyst15.9の環境下で、ウィンドウのサイズを手動で変更するだけでメモリを消費していき、プログラムを終了してもメモリが開放されなかったり、ChromeやFirefoxを使用中にメモリを消費しまくったり、様々な場面でメモリリークが発生することがあるようです。

原因はドライバそのものの不具合で、AMDいわく「我々はこの問題を認識しています。出来るだけ早く解決することに取り組んでいます」とのこと。15.9を試す際はご注意ください。

10/1追記
修正パッチが出ました。

ソース
Reddit
Warning: Big gpu memory leak bug in 15.9 beta on resizing of any window!
WCCF TECH
Memory Leak Bug Reported in New Beta Catalyst 15.9

RADEON

海外のレビューサイト等にて、Nanoのコイル鳴き問題が取り上げられています(その数10件以上)。一言でいうとどこのサイトも「うるさい」と。動画が上がっていましたのでどうぞ。

コイル鳴きに関してはNVIDIA、AMD問わず、鳴く個体もあれば鳴かない個体もあり、気にならない人もいれば気になる人もいるでしょう。Nanoに関しては多くのレビューサイトで取り上げてられているので、鳴かない個体の方が少ない(あるいは鳴かない個体は無い)のかもしれません。

RADEON

結果からサクサクいきましょう。 (画像はクリックで拡大)

1920x1080

2560x1440

3840x2160


(ソース:AMD Radeon R9 Nano review)

FHDでイマイチスコアが芳しくないのはFiji特有で相変わらずの模様。FHDだとGTX980とどっこいどっこいと言ってもいいんじゃないでしょうか。

2560x1440以上になってくるとスコアは伸びています。が、問題は言うまでもなくGTX980Tiより高価なお値段。それだけの価値があるかどうかは人それぞれでしょう。

RADEON

パワカラから出るそうです。注意点は390XのX2ではなく、390無印X2という部分。うーん、注意点なのかな。でも初見ではパッと見390Xだと思いました。

上記画像にあるようにマウス(Razer Ouroboros)が付属してくるようです。スペックは下記になります。

ソース
TECH POWER UP
PowerColor Launches Radeon R9 390 X2 Devil13 Dual-GPU Graphics Card