MS、Windows10サ終後もMicrosoft 365のセキュリティ更新プログラムを3年間提供
Microsoftは、Windows10のサポート終了後もMicrosoft 365のセキュリティ更新プログラムを提供することを発表しました。
Microsoftは以下のように述べています。
Windows10のサポートは2025年10月14日(米国時間。日本時間で2025年10月15日)に終了します。この日をもってWindows10におけるMicrosoft 365のサポートも終了します。 この日以降、Windows10 PC環境でMicrosoft 365アプリを実行しても、アプリケーションはこれまで通りに動作します。ただし、時間の経過とともにパフォーマンスや信頼性に問題が生じることを避けるために、Windows11へのアップグレードを強く推奨いたします。 お客様がWindows11にアップグレードするまでの間もセキュリティを維持するために、Windows10のサポート終了後も、3年間(米国時間で2028年10月10日まで)、Microsoft 365のセキュリティ更新プログラムの提供を継続します。 ― Microsoft |
Microsoftによると、Windows10のサポート終了後も3年間はMicrosoft 365のセキュリティ更新プログラムが継続して提供されるとのこと。
ただ、セキュリティ更新プログラムは提供されるものの、Windows10におけるMicrosoft 365のサポートは終了すると記されています。ちょっと「??」となりそうですが、おそらくは、セキュリティは維持されるものの、時間経過とともに機能面でWindows10固有の何かしらの問題が生じても、そっちはサポートしない、という意味かと思われます。
なぉ、Windows10自体のサポートは日本時間で2025年10月15日のWindows Update / セキュリティ更新プログラムをもって終了となり、それ以降はセキュリティ更新プログラムが降ってこなくなります。Microsoft 365のセキュリティ更新プログラムは継続されますが、OS自体は脆弱になるため注意が必要です。
Windows10のサポート終了後も安全に使用したい場合、有料延長サポートのESU (Extended Security Updates)への加入をご検討ください。ESUに加入すればWindows10のセキュリティ更新プログラムが引き続き提供されます。