AMD Software: Adrenalin Edition 23.7.1公開。VRゲームのパフォーマンスが低い不具合が修正

RADEON

AMD Software: Adrenalin Edition

複数の既知の不具合を修正したAMD Software: Adrenalin Edition 23.7.1ドライバ(旧名: Radeon Software)が公開されました。

今回のドライバでは、Radeon RX 7000シリーズ発売からずっと既知の不具合としてあった、『VRゲームのパフォーマンスが低い不具合』がやっと修正されました。

サポートの追加・最適化されたゲームタイトル

AMD Software: Adrenalin Edition 23.7.1ドライバには、以下のゲームタイトルのサポートの追加・最適化が含まれています。

・Vulkanの拡張機能を追加。詳細はこちらをご覧ください

AMD Software: Adrenalin Edition 23.7.1ドライバ対応製品

AMD Software: Adrenalin Edition 23.7.1ドライバは、以下の製品をサポートします。

・Radeon RX 7000シリーズ (備考: 今回からRX 7600にも対応)
・Radeon RX 6000 / 6000Mシリーズ
・Radeon RX 5000 / 5000Mシリーズ
・Radeon VII
・Radeon RX Vegaシリーズ
・Radeon Pro Duo
・Radeon RX 600 / 500 / 400シリーズ
・with Radeon Vegaシリーズ

AMD Software: Adrenalin Edition 23.7.1ドライバで修正された不具合

AMD Software: Adrenalin Edition 23.7.1ドライバでは、以下の不具合が修正されています。

・Radeon RX 7000シリーズ環境において、バーチャルリアリティゲームやアプリのパフォーマンスが想定よりも低かったり、スタッターが発生する不具合
・DaVinci Resolve Studioにおいて、AV1の動画を再生中にアプリケーションがクラッシュしたりドライバのタイムアウトが発生する不具合
・Radeon RX 7000シリーズ環境で、一部の4K@144HzのFreeSyncモニターや、マルチモニター構成(4K@144Hz or 4K@120Hz + 1440p@60Hzなどの構成)で、アイドル時の消費電力が高くなる不具合 (※いまだに直っていないという報告もあります)
・Radeon RX 7900 XTXなどの一部のAMDグラフィックス製品環境でWWE 2K23をプレイすると、断続的に表示がおかしくなる不具合
・Radeon RX 6800 XTなどの一部のAMDグラフィックス製品環境において、仁王2のプレイ中にウィンドウを切り替えると、表示がおかしくなる不具合

既知の不具合

AMD Software: Adrenalin Edition 23.7.1ドライバには、以下の既知の不具合があります。

Radeon RX 7900 XTXなどの一部のAMDグラフィックス製品環境において、Adaptive-Syncが有効なモニターでウィンドウを切り替えると、モニターの信号が途切れる(映像が表示されなくなる)場合があります
・Radeon RX 5700 XTなどの一部のAMDグラフィックス製品環境において、RuneScapeをプレイ中にゲームがクラッシュする場合があります
・Radeon RX 6900 XTなどの一部のAMDグラフィックス製品環境で初音ミク Project DIVA MEGA39’s+をプレイすると、キャラクターモデルの周囲の表示がおかしくなる場合があります
・Radeon Anti-Lagを有効にしてCall of Duty: Modern Warfare IIをプレイすると、スタッター(カクつき)が発生する場合があります。一時的な対処方法として、Anti-Lagを無効にすることをおすすめいたします
・さまざまなゲームでパフォーマンスメトリクスオーバーレイのFPSがN/Aと表示される場合があります
・Instant Replayなどの特定のRecord and Stream設定を使用すると、想定よりもGPUメモリの使用率が高くなる場合があります

AMD Software: Adrenalin Edition 23.7.1ドライバ ダウンロードリンク

ドライバのダウンロードは以下のリンクからどうぞ。

  AMD Software: Adrenalin Edition 23.7.1

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Posted by にっち