NVIDIA、DLSS 3.5を今秋リリース!さらに高画質・高fpsに。レイトレーシングに焦点を当てたアップデート『Ray Reconstruction』 [Update 1]

GeForce

DLSS 3.5

DLSS 3.5の概要と計画が明らかになりました。海外メディアのVideoCardzが報じました。

更新履歴 [記事初公開日時: 2023/8/22 18:29]
① DLSS対応グラボ表を記事下部に加筆。 [2023/8/22 22:15] [New]

NVIDIAはDLSS 3.5を2023年秋にリリースする。DLSS 3.5では新たに、レイトレーシングの改善に焦点を当てたRay (Tracing) Reconstruction (RR / レイトレーシング再構築)と呼ばれる技術が利用可能になる。

従来のノイズ除去技術では、アップスケーリングに必要な重要なデータまで失われることがあるほか、ゴーストが発生したり、補間のためのデータ不足で低品質な反射になることがある。しかし、Ray Reconstructionを使用すればさまざまなレイトレーシングエフェクトを認識し、時間的および空間的なピクセルの良し悪しを区別して以下の画像のようにより明瞭な美しいビジュアルを得られる。左がRay Reconstructionを無効、右が有効にした画像だ。

左: RR無効 / 右: RR有効

左: RR無効 / 右: RR有効
左: RR無効 / 右: RR有効

NVIDIAによると、Ray ReconstructionはDLSS 3の5倍のデータでトレーニングされているという。

現在のところ、『サイバーパンク2077: 仮初めの自由』や『Alan Wake 2』、『Portal with RTX』などのゲームタイトルで実装が予定されている。また、『NVIDIA Omniverse』、『Chaos Vantage』、『D5 Render』でも利用可能になる予定だ。

DLSSバージョンごとの画質・フレームレートの比較
DLSSバージョンごとの画質・フレームレートの比較

[Source: VideoCardz

既存のDLSSには高画質化と高フレームレート化のSuper Resolution (SR)、フレームを生成してより高フレームレートにするFrame Generration (FR)がありますが、DLSS 3.5では新たに、レイトレーシングをさらに美しく表示させるRay Reconstruction (RR)の実装が予定されているとのこと。また、Ray Reconstructionを有効にするとフレームレートの向上も得られるとされています。

DLSS 3のFrame GenerrationはGeForce RTX 4000シリーズのみの対応でしたが、Ray Reconstructionは、

DLSS対応表
DLSS対応表

GeForce RTX 3000シリーズやGeForce RTX 2000シリーズを含む、すべてのGeForce RTXシリーズに対応するとのことです。

Ada

Posted by にっち