Intel 14Aにいくつかの企業が関心を寄せているとの報道。大口顧客を獲得できるのか
先日、Intelは、同社の最先端プロセスとなるIntel 14Aおよびそれ以降がキャンセルになる可能性を明らかにしました。そのIntel 14Aに、いくつかの企業が関心を寄せているとの話が出てきました。中国語圏メディアのIT之家が報じました。
Intel 14Aプロセスについて、GF SecuritiesのアナリストであるJeff Pu氏は以下の見解を示している。
Intelの現状を鑑みると、この話を鵜呑みにはしない方が良いだろう。TSMCの1.4nmプロセス世代『A14』は2028年より量産開始が予定されている。Intel 14Aも(キャンセルされなければ)同時期頃になることが見込まれている。 TSMCの主要顧客であるAppleがサプライチェーンのポートフォリオを多様化して、TSMCとIntel、両方のファウンドリを採用する可能性もないとは言えないが、それはIntelが強力なソリューションと安定した供給体制を確立した場合にのみ実現するだろう。 NVIDIAに関しては、昨今のAIブームにより1つのファウンドリ(つまりTSMC)だけに頼るのには限界があることは見て取れる。2025年3月に、NVIDIAがIntel 18Aのテストを行っているとロイターが報じたが、現時点ではNVIDIAがIntelのファウンドリを利用するといったような具体的な進展は報告されていない。 ― IT之家 |
IT之家も述べていますが、あくまでもアナリスト予想のため鵜呑みにはせず、可能性の1つとして見ておいてください。実現するかどうかは定かではありません。
はたしてIntelは、Intel 14Aがキャンセルにならないほどの大口顧客を獲得することができるのでしょうか。