Intel Arcグラフィックスドライバ31.0.101.3490公開。Arc A770 / A750をサポート。しかし、日本では未だ発売されず

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Arc A770とArc A750をサポートしたIntel Arcグラフィックスドライバ31.0.101.3490 WHQLが公開されました。

新たにサポートされたグラフィックスカード

Intel Arcグラフィックスドライバ31.0.101.3490では、新たに以下のグラフィックスカードがサポートされています。

・Arc A770
・Arc A750

なお、海外では2022年10月12日発売となったArc A770 / Arc A750ですが、日本では未だ発売されていません。

Intel Arcグラフィックスドライバ31.0.101.3490対応製品

Intel Arcグラフィックスドライバ31.0.101.3490は、以下の製品をサポートします。

・Intel Arc Aシリーズ
・Intel第12世代Core 12000H / HK / HXシリーズ、Core 1200Pシリーズ
・Intel第11世代Core 11000シリーズ

Intel Arcグラフィックスドライバ31.0.101.3490で修正された不具合

Intel Arcグラフィックスドライバ31.0.101.3490では、以下の不具合が修正されています。

・Marvel’s Spider-Man (DX12)において、Ray-Traced Reflectionsを有効にしているとゲームがクラッシュする不具合
・Total War: Warhammer III (DX11)において、色がおかしくなる不具合
・Saints Row (DX12)において、一部のミッションで表示がおかしくなる不具合
・Overwatch 2 (DX11)において、ゲーム中に断続的なカクつきが発生する不具合
・Deathloop (DX12)において、レイトレーシングを有効にすると表示がおかしくなる不具合
・Tom Clancy’s Rainbow Six Extraction (DX11)のゲームメニューがちらつく不具合
・バトルフィールド2042 (DX12)でマルチ対戦に参加するとゲームがクラッシュする不具合
・HITMAN (DX12)のテクスチャがおかしくなる不具合
・Diablo II: Resurrected (DX12)の表示がおかしくなる不具合

既知の不具合

Intel Arcグラフィックスドライバ31.0.101.3490には、以下の既知の不具合があります。

▼既知の不具合
・Marvel’s Spider-Man (DX12)において、Ambient Occlusionを無効にするか、HBAO+にすると、表示がおかしくなる場合があります
・Payday 2 (DX9)において、照準を下に向けるとテクスチャの表示がおかしくなる場合があります
・Call of Duty: Vanguard (DX12)において、グラフィック設定を変更後、パフォーマンスが低下する場合があります。回避策としては、設定変更後にゲームを再起動してください
・Call of Duty: Vanguard (DX12)において、影の表示がおかしくなる場合があります
・God of War (DX11)の初回起動時はパフォーマンスが低い場合があります
・原神(DX11)において、表示がおかしくなる場合があります
・バイオハザード ヴィレッジ(DX12)において、色がおかしくなる場合があります
・Adobe Premiere Proの一部バージョンにおいて、メディアの再生とエンコードにGPUハードウェアアクセラレーションが使用できない場合があります
・Intel Arc A380製品において、Adobe Lightroomで、GPUハードウェアアクセラレーションが使用できません
・BlenderでNishita Skyテクスチャノードを使用すると、表示がおかしくなる場合があります
・Serif Affinity Photoの初回起動時にクラッシュする場合があります
・Intel Arc A380製品において、Topaz Video Enhance AIが本来のパフォーマンスよりも低くなる場合があります

▼Arc Controlの既知の不具合
・Arc Controlのインストールおよび起動にWindows UAC Adminが必要です
・グローバル設定でCMAAを『Force ON』に設定すると、一部のアプリケーションでウィンドウが透明になったり真っ白になる場合があります
・グローバル設定でSharpening Filterを有効にすると、一部のアプリケーションで表示がおかしくなる場合があります
・Arc Controlが正常にアップデートされない場合があります。回避策としては、アップデート前にArc Controlをアンインストールしてください
・『In Stream』モードを有効にして1080pでArc Control Studio Captureを使用すると、正常に録画されない場合があります
・1080pから4K解像度に変更すると、Arc Controlが自動的にスケーリングしない場合があります
・モニターのネイティブ解像度が4Kの場合、Arc Control Studio Captureで1440pを選択できない場合があります
・PC再起動後、Arc Control Studio Cameraのオーバーレイの位置が保存されていない場合があります
・Arc Controlを開いているときに、カメラやマイク、モニターなどを抜き差しすると、Arc Controlが応答しなくなる場合があります
・Arc Control Telemetryメトリクスがサードパーティのアプリケーションや、OSのビルトイン機能と一致しない場合があります
・Arc Control Studio Cameraタブが、応答するまでに時間がかかる場合があります
・Arc Controlを起動した状態でサブモニターを抜き差しすると、Arc Controlが応答しなくなる場合があります
・Arc Control Studio Captureオーディオデバイスをモニターのオーディオデバイスに設定した状態で、モニターを抜き差しすると、キャプチャや配信を行おうとした際にエラーが発生する場合があります
・Intel Arc Control Performance Tuningは現在ベータ版のため、パフォーマンスに影響したり、予期せぬ動作をする場合があります

Intel Arcグラフィックスドライバ31.0.101.3490 ダウンロードリンク

ドライバのダウンロードは以下のリンクからどうぞ。

  インテル Arc グラフィックス Windows DCH ドライバ 31.0.101.3490