Windows11や10で『このアプリは見つかりませんでした』と表示された場合の修正方法
Microsoftは、『このアプリは見つかりませんでした』と表示された場合の修正方法を公開しました。
Windows11やWindows10の『設定』 → 『アプリ』 → 『スタートアップ』を開くと、以下のように『このアプリは見つかりませんでした』と表示される場合があります。
この表示がされる場合、以下のような原因が考えられます。
- アプリをリムーバブルドライブにインストールしている(リムーバブルドライブが接続されていない)
- アプリをネットワークドライブにインストールしている(ネットワークドライブに接続されていない)
- アプリへのパスが存在しなくなっている
- アプリがすでにアンインストールされている(アプリを再インストールすれば、再びアプリ名が表示される場合があります)
この表示がされても、放っておいても特に問題はありませんが、もし、この項目を削除したい場合は、オン/オフトグルの横にある四角いアイコンを選択して、アプリの詳細を確認し、当該アプリに関するデータをレジストリから削除するようMicrosoftは案内しています。
レジストリエディターは、[Windows] + [R]キーを押して『regedit』と入力してエンターで起動できます。
▼すべてのユーザーのPC起動時に実行されるスタートアップアプリのレジストリパス
▼現在のユーザーのPC起動時に実行されるスタートアップアプリのレジストリパス
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例えば、仮に、現在のユーザーで『Steam』が『このアプリは見つかりませんでした』となっている場合は、『HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run』にある『Steam』を削除すれば『このアプリは見つかりませんでした』という表示が消えます。
なお、レジストリの取り扱いを誤ると、最悪の場合PCが正常に動作しなくなる恐れがあります。レジストリ操作に自信があり、どうしても『このアプリは見つかりませんでした』の項目を削除したい場合にのみ、お試しください。