GeForce 522.25 ドライバ 不具合情報。モニターが認識しない、dwm.exeのGPU使用率が高い、BF2042がクラッシュ、サイバーパンク2077のマップ表示がバグるなど [Update 1: 大量の既知の不具合追加。VTube Studioがクラッシュなど]

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GeForce 522.25ドライバの不具合情報です。NVIDIA公式の既知の不具合と、海外のGeForceフォーラムで目に付いたユーザー報告を意訳しています。ユーザー報告は全ての環境で発生するものとは限らず、環境依存の可能性もあります。同様の不具合にお悩みの方の参考になりましたら幸いです。

更新履歴
既知の不具合10件追加。『追加された既知の不具合』の項目に加筆。 [2022/10/23] [New]

NVIDIA公式: 既知の不具合 (リリースノート + フォーラム)

既知の不具合

サイバーパンク2077において、マップの表示がおかしくなる場合があります。[New]
サイバーパンク2077のマップ表示がバグる

Maxon Cinema 4D + Redshiftにビデオメモリを割り当てると『ディスプレイドライバーの応答停止と回復』(TDR)が発生したり、ドライバがクラッシュする場合があります。[New]
REDCINE-X PROにおいて、動画再生中にエフェクトを使用するとアプリがクラッシュする場合があります。[New]
GeForce RTX 3000シリーズ環境において、Java版マインクラフト(Minecraft: Java Edition)が本来のパフォーマンスよりも低くなります。
Windowsのディスプレイ設定でHDRを有効にしていると、ShadowPlayでDirectX 12ゲームを録画した際、映像が白飛びする場合があります。
Dell XPS 9560でデスクトップアプリケーションを使用すると、クラッシュしたり再起動がかかる場合があります。
・非ネイティブ解像度を使用している環境において、ゲーム内でHDRのオン/オフを切り替えると、ゲームが不安定になります
・『イメージ スケーリング』(NVIDIA Image Scaling)が有効な環境において、ハイバネーション(休止状態)からの復帰時やFast bootで起動すると、Microsoft Edgeで再生した動画が緑色に表示されることがあります。
・DSR / DLDSRが有効な環境において、モニターがスリープから復帰後に、表示が一時的にちらつく場合があります。
・Forza Horizon 5において、ドライバのアップデート後に虹色のようなアーティファクトが発生します。

追加された既知の不具合 [2022/10/23追加分]

VTube Studioがクラッシュして画面が真っ黒になる場合があります。一時的な回避策として『VTube Studio Data\Plugins\x86 64\GPUManagementPlugin.dll』を削除してください。 [New]
『ハードウェアアクセラレータによるGPUスケジューリング』(HAGS)を有効にしていると、『デスクトップ ウィンドウ マネージャー』(dwm.exe)のGPU使用率が高くなる場合があります。この不具合を回避するには、『設定』 → 『ゲーム』 → 『ゲーム モード』 → 『グラフィックの設定』 → 『ハードウェア アクセラレータによる GPU スケジューリング』を『オフ』にしてください。 [New]
・DAZ Studioでシミュレーションを実行するとアプリがクラッシュします。 [New]
・522.25ドライバを使用すると、Lumion Pro 12.3のアプリケーションウィンドウの表示がおかしくなる場合があります。この不具合は、以前のドライバにロールバックすると解決します。522.25ドライバを使用する場合の回避策はこちらのページをご覧ください。 [New]
・Call of Duty: Vanguardをプレイ中、ランダムにアーティアファクトが表示される場合があります。 [New]
・GPUを手動オーバークロックしている環境でDSRを使用すると、Red Dead Redemption 2 (DX12)の起動に失敗する場合があります。Vulkan APIでは問題ありません。 [New]
・GeForce RTX 4090環境において、Varjo Aero HMDを使用したVRでスタッター(カクつき)が発生する場合があります。 [New]
・Red Dead Redemption 2において、NVIDIA DSRが有効な場合、DX12 APIを使用すると、メモリ不足のエラーが発生してゲームが起動しません。Vulkan APIを使用するか、DSRを無効にすることでこの不具合を回避できます。 [New]
・Samsung Odyssey Arkモニター使用環境において、NVIDIAコントロールパネルで165Hzを設定できません。 [New]
・非ネイティブ解像度を使用している環境において、ゲーム内でHDRのオン/オフを切り替えると、ゲームが不安定になります。

ユーザー報告の不具合

・522.25ドライバではGigabyte AORUS FI27Qモニターが正常に検出されません。ネイティブ解像度の1440pが使用できず、1080p解像度しか選択できません。正しく動作させるためには517.48へと戻す必要がありました。
・↑私も同じモニターで同じ不具合が発生しています。以前のバージョンにロールバックすることで直りました。
・↑私はASUSのモニターで同じ不具合が発生しています。

・バトルフィールド2042をしばらくプレイするとゲームがクラッシュします。517.48に戻すとクラッシュしません。
・522.25はバトルフィールド2042がクラッシュします。

・YouTubeを見たり、ゲーム終了後に『デスクトップ ウィンドウ マネージャー』(dwm.exe)のGPU使用率が非常に高く、80~90%で固定されます。517.48に戻すとすべて正常になりました。『デスクトップ ウィンドウ マネージャー』のGPU使用率も1~3%程度です。
・『デスクトップ ウィンドウ マネージャー』のGPU使用率が100%になります。517.48に戻すと直りました。
DWM.exeのGPU使用率が100%になる

・↑私も『デスクトップ ウィンドウ マネージャー』のGPU使用率が100%になる不具合が発生しています。


 

新たに『Maxon Cinema 4D + Redshift』や『REDCINE-X PRO』がクラッシュするなどの不具合が発生しています。

このほか、液晶モニターが認識しない、BF2042がクラッシュする、『デスクトップ ウィンドウ マネージャー』のGPU使用率が高くなるなどの不具合報告が出ています。517.48に戻すと直るとのことなので、同様の不具合にお困りの方はドライバのロールバックをお試しください。

2022/10/23追記
大量の既知の不具合が追加されました。その数にして計10件。『デスクトップ ウィンドウ マネージャー』のGPU使用率が高くなる不具合が既知の不具合として認められたほか、VTube StudioやDAZ Studioがクラッシュするなど、多数の不具合が発生しています。当該アプリを使用されている方はお気をつけください。