【CPU】 Ryzen 9 3950Xの各種ベンチマーク公開

CPU

RYZEN 9 3950Xのレビューが各所で一斉に公開されました。詳細は下記のレビューリンクへどうぞ!

<国内>
エルミタージュ秋葉原
メインストリーム初の16コアCPU、「Ryzen 9 3950X」はどこまで速くなったのか

<海外>
Guru3D
AMD Ryzen 9 3950X review

Kit Guru
AMD Ryzen 9 3950X CPU Review

GAMERS NEXUS
AMD Ryzen 9 3950X Review: Premiere, Blender, Overclocking, & Gaming CPU Benchmarks

ということで、各所のわかりやすいリザルトからサクッとパフォーマンスを見ていきましょう。

仕様

 

モデルコア/
スレッド
TDP
(Watts)
ベース/
ブースト
クロック
(GHz)
キャッシュ
(MB)
PCIe4.0
レーン
(Processor+
AMD X570)
希望小売価格
USD
日本円
発売日
RYZEN 9
3950X
16/32105W3.5/4.77240$749
89,800円 (税別)
2019年
11月25日
RYZEN 9
3900X
12/24105W3.8/4.67040$499
59,800円 (税別)
2019年
7月7日
RYZEN 7
3800X
8/16105W3.9/4.53640$399
46,980円 (税別)
2019年
7月7日
RYZEN 7
3700X
8/1665W3.6/4.43640$329
39,800円 (税別)
2019年
7月7日
RYZEN 5
3600X
6/1295W3.8/4.43540$249
29,800円 (税別)
2019年
7月7日
RYZEN 5
3600
6/1265W3.6/4.23540$199
23,980円 (税別)
2019年
7月7日

 

Cinebench R15 / R20

マルチのスコアは定格でR15が4018cb、R20が9073。18C32Tのi9-9980XEの定格スコアをぶっちぎっており、凄まじいマルチコアパフォーマンスを見せています。

 

ゲームパフォーマンス

ゲームに関してはこれまで通り、Intelが優勢となっています。とはいえ、ゲームタイトルによってIntelとの差が縮まってきています。

 

エンコードパフォーマンス


エンコードパフォーマンスもぶっちぎりです。また、定格においてはBlenderでi9-9980XEにも勝っています。Zen2世代の16C32Tは非常に強力なマルチコア性能であることが窺えます。

 

消費電力と温度

< Blender実行中のCPUの消費電力 >

< OCCT実行中の温度 (簡易水冷360mm Water 3.0 360 ARGB Sync)

Blender実行中、定格時の消費電力はi9-9900KSの+11Wの137W。コア数を考えれば非常に優秀です。OCCTを実行した際の温度は最大で77度付近。AMDが推奨する280mm以上の簡易水冷を使用すれば問題ないでしょう。

 

まとめ

メインストリーム帯にも関わらず16C32Tという圧倒的なマルチコアパフォーマンス。また、定格においてはHEDTのi9-9980XEをも凌ぐパフォーマンスを見せています。ゲームパフォーマンスはIntelのメインストリーム帯に1歩及ばないものの、悪くはありません。

Ryzen 9 3950Xは様々な分野で強力なパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。

CPU,Zen2

Posted by にっち