【CPU】 ES版RYZEN 5 2600@3.4GHzのSandraベンチマーク結果
第2世代RYZENとなるES版RYZEN 5 2600と思われるCPUがSandraベンチマークに掲載されました。第1世代からIPCはどれくらい向上したのか。サクッと結果をどうぞ! 比較に同クロックでのRYZEN 5 1600も載せています。
[ ES版RYZEN 5 2600@3.4GHz(ZD2600BBM68AF_38/34_Y) ]
Score基準で見ると、ES版RYZEN 5 2600@3.4GHzが347.23Mpix/s、RYZEN 5 1600@3.4GHzが320.01Mpix/s、IPCはザックリ8.5%の向上となっています。
また、CPU名の『ZD2600BBM68AF_38/34_Y』の『38/34』という部分は、ターボクロック/ベースクロックを表しており、
ベース | ターボ | コア / スレッド | |
ES版RYZEN 5 2600 (ZD2600BBM68AF_38/34_Y) | 3.4GHz | 3.8GHz | 6C / 12T |
RYZEN 5 1600 | 3.2GHz | 3.6GHz | 6C / 12T |
それぞれ第1世代から200MHz向上しています。
注意点として、これらはあくまでES版のため、製品版とは異なる可能性があることをご留意くださいませ。
あとは、OC時の最大クロックがどこまで伸びるのかも気になるところですね!
2018/4/8追記
Cinebench R15ベースでのIPCの向上はザックリ7%前後となるようです。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。
AMDが過去に公開した上記ネーミング方式と照らし合わせると、『ZD2600BBM68AF_38/34_Y』は『260』の部分に違和感を覚えます。このネーミング方式どおりに読むと、『ZD2600BBM68AF_38/34_Y』のベースクロックは2.6GHzであり3.4GHzでもあり、意味不明なことになってしまいます。
おそらく、ネーミング方式が変更されて『260』の部分は製品名になったのではないかと思われますが、もしかしたら『ZD2600BBM68AF_38/34_Y』はRYZEN 5 2600ではない可能性もあります。