【ウイルス】 32bit版『CCleaner v5.33.6162』と『CCleaner Cloud v1.07.3191』にウイルス混入。該当バージョン使用者はアップデートを

Windows,ウイルス


(Source:Security Notification for CCleaner v5.33.6162 ... / Hackers compromised free CCleaner ...)

Piriformの32bit版『CCleaner v5.33.6162』と『CCleaner Cloud v1.07.3191』に、ウイルスの混入があったことが判明しました。このバージョンは2017年8月から公開されており、いくつかの悪意のあるWebサイトへ接続するリモート管理ツールが含まれています。

ウイルスに感染すると機密性の低いデータ(コンピュータ名、IPアドレス、インストールされたソフトウェア、実行中のソフトウェア、ネットワークアダプタのリスト)が第三者の保有する米国のサーバに送信されます。他のデータが送信されたという兆候は今のところ見つかっていません。

Piriformは米国の法執行機関と協力して、2017年9月15日にトラフィックが誘導されるサーバを停止し、既知の被害が発生することはなくなりました。

今回のウイルス混入はハッカーがPiriformにマルウェアを侵入させたことが起因して起こり、影響を受けるユーザは約227万人になるとのことです。

Piriformはプレスリリースで謝罪しており、該当バージョンをお使いの方はウイルスが除去された最新バージョンの使用を推奨しています。