【COMPUTEX】 AMD、ZenとRX 480シリーズを発表。と、各種画像
AMDがCPUのZen、GPUのRX 480の発表を行いました。まずはZenから。
・Zen
注目点はコア数。Bulldozerは8Core4Moduleという仕様でしたが、Zenでは8Core16Threadになった模様。コア数だけで言えばIntelの5960Xや6900Kと同様になっておりますが、実際の性能はどれほどのものなのか。ベンチマークの登場が今から楽しみです。
ええ、はい、残念ながらベンチマーク結果の比較はなかったようです。また、お値段も今のところ不明です。
・RX 480シリーズ
注目点はお値段。ドルで見れば非常にお安い。また、AMDの主張ではAshes of the Singularity(以下、Ashes)のベンチマークは
480の2枚構成だとGTX1080よりお安く、高いパフォーマンスが出るとのこと。尚、消費電力。
また、注意点はあくまでAshesの話です。前情報のFireStrikeは
こういう結果も出ております。67DF:C7が480Xではないかと言われておりましたが、今回の発表で480Xという文字は見かけませんでした。海外情報によると67DF:C7が480になるようで、とすると67DF:C4は何になるのかは不明です。
今回の発表で480を表すなら、安い・電力食い(GTX1080/1070と比較して)、といった印象を受けます。いつも通りのAMDと言えばそうですが、iPhoneでも話題になったTSMC16nmとSamsung14nmが影響しているのか少し気になるところです。
現時点では、ハイエンド帯はNVIDIAのGTX1080/1070、ミドルレンジ帯はAMDのRX 480シリーズと、上手く住み分けさせてきたように見えます。が、NVIDIAとのハイエンド対決が見られなかったのは少々寂しいものがあります。
14/16nm世代のハイエンド対決はVegaやGTX1080Tiが登場する時期になりそうです。
以下、ZenとRX480の画像になります。 (各画像はクリックで拡大)