秀丸エディタ等でWindows10 20H2の新しいIMEと相性問題
秀丸エディタ等でWindows10 20H2の新しいMicrosoft IMEとの相性問題が発生しています。
サイトー企画の発表によると、秀丸エディタや秀丸メールで新しいMicrosoft IMEを使用していると、以下の不具合が発生するとのこと。
- かな漢字変換すると保護違反で落ちてしまう。
- かな漢字変換自体は出来るけども、Enterキーを押して確定しようとしても反応しない。
- 秀丸エディタの単語登録コマンドが効かない。
この不具合の暫定的な回避策として、以前のバージョンのMicrosoft IMEに戻すよう案内されています。以前のバージョンのIMEへ戻す手順は以下になります。
新しいMicrosoft IMEから以前のバージョンのIMEに戻す方法
『設定』 → 『設定の検索』に「日本語 IME の設定」と入力して『日本語 IME の設定』を開く。
『全般』を選択。
一番下の『以前のバージョンの Microsoft IME を使う』をオンに変更する。これで新しいIMEに起因する不具合は発生しなくなります。
以前のIMEに戻しても直らない問題
他にも、特定機能(トゥルーインライン入力)との相性問題が出ているようで、こちらは以前のIMEに戻しても直りません。以下の手順で秀丸エディタ側の設定をするよう案内されています。
- 秀丸エディタを起動して、メニューから「その他・動作環境」を実行する。
- 動作環境ウィンドウ左下にある「上級者向け設定」をONにする。
- 設定一覧のツリーから「編集 - IME」を選択する。
- 「トゥルーインライン入力でIME側の色情報取得」の設定がONになってる場合はOFFにする。
- OKボタンを押して確定させる。