MS、KB5089549をインストールできない不具合を認める。対処方法公開。KIRを展開

WindowsUpdate

Windows11 Issue

Microsoftは、KB5089549をインストールできない不具合が発生していることを発表しました。

不具合概要

日本時間で2026年5月13日にWindows Updateに配信されたWindows11 25H2およびWindows11 24H2用セキュリティ更新プログラムKB5089549は、一部のユーザーからインストールできない・失敗する・0x800f0922エラーが表示されるとの不具合報告が出ています。Microsoftはこれを既知の不具合として認めました。

この不具合は、EFIシステムパーティション(ESP)の空き容量が少ないPC (特に空き容量が10MB以下のPC)に影響します。

この不具合の影響を受けるPCでKB5089549をインストールしようとすると再起動フェーズの35~36%あたりで失敗し、「予定どおりに完了できませんでした。心配いりません - 変更を元に戻します。」といったメッセージが表示される場合があります。また、Windows Updateにはエラーコード0x800f0922が表示される場合があります。

この不具合の影響を受けたPCは、『C:\Windows\Logs\CBS\CBS.log』に以下のようなログが残る場合があります。

  • “SpaceCheck: Insufficient free space”
  • “ServicingBootFiles failed. Error = 0x70”
  • “SpaceCheck: <value> used by third-party/OEM files outside of Microsoft boot directories”

対処方法・回避策

Microsoftはこの不具合の対処方法を案内しています。本不具合にお困りの場合、以下のいずれかの方法をご検討ください。

対処方法A: レジストリを変更

ESPのレジストリ設定を変更することでKB5089549をインストールできるようになります。コマンドプロンプトを『管理者として実行』し、『reg add "HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Bfsvc /v EspPaddingPercent /t REG_DWORD /d 0 /f"』と入力してエンターキー押してください。その後、PCを再起動して、再度Windows Updateをお試しください。

対処方法B: KIRで自動修正(組織で管理されているPCは手動修正)

この不具合はKnown Issue Rollback (KIR)と呼ばれる機能を使用して修正されます。一般的なPC環境や、企業や組織に管理されていないPC環境の場合、放っておいても自動的に修正されます。一度PCを再起動すると、早く修正される場合があります。

企業や組織等で管理されているPCでは、以下の特別なグループポリシーをインストールして設定することで解決できます。

このグループポリシーは『コンピューターの構成』 → 『管理用テンプレート』に新たに作成されます。グループポリシーの展開と構成方法については『How to use Group Policy to deploy a Known Issue Rollback』のページをご覧ください。(※英語です。日本語ページもありますが機械翻訳です)

Microsoftの今後の対応

Microsoftはこの不具合の解決に取り組んでおり、今後のWindows Update / 更新プログラムで修正を予定しています。

Microsoftが修正した更新プログラムをリリースするのを待つか、KIRで自動的に修正されるのを待つのが楽です。