グラボ96枚の3DMark Time Spyベンチマーク結果。GeForce RTX 5090からGTX 1050 Tiまで。お手持ちのグラボはどれくらいの3D性能?
ドイツメディアのPC Games Hardwareにより、96枚ものグラボの3DMard Time Spyベンチマーク結果が公開されました。そのリザルトがこちら。
テスト環境
ベンチマークに使用したPC環境は以下。
- CPU: Ryzen 7 9800X3D@5.4GHz
- MB: ASRock X870E Taichi
- メモリ: 32GB DDR5-6400
- OS: Windows11 24H2
- 各グラボはリファレンス仕様(非オーバークロック)
グラボ96枚の3DMark Time Spyベンチマーク結果: 1~96位
テストに使用されたグラボは、直近数年のものだとGeForce RTX 5000シリーズ、GeForce RTX 4000シリーズ、Radeon RX 9000シリーズ、Radeon RX 7000シリーズ、Arc Bシリーズなど。
GeForceはGTX 700番台からRTX 5000番台まで、RadeonはRX 300番台からRX 9000番台までと幅広くテストされています。
グラフのオレンジはTime Spy、ブルーはTime Spy ExtremeのGraphics scoreです。
1~20位
21~40位
41~60位
61~80位
81~96位
Time Spyベンチマーク1位はGeForce RTX 5090で48082ポイント。現行製品で最強の座に君臨しているハイエンドグラボとして、圧倒的なスコアを見せました。
96位の最下位はGeForce GTX 1050 Tiで2294ポイント。GeForce RTX 5000シリーズから4世代も前で、さらにローエンド帯のため、順当な順位と言えるでしょう。
留意点
上記リザルトはあくまでも3DMark Time SpyおよびTime Spy Extremeでのベンチマーク結果(Graphics score)であることはご留意ください。DLSSやFSRなどのアップスケーリング技術やフレーム生成技術は考慮されていません。
また、実ゲームにおいては、上記の順位通りにならない場合があります。例えば、ゲーム側の最適化次第で、NVIDIA GeForceとAMD Radeonとの順位が逆転するなんてことはザラにあります。
とはいえ、グラボのネイティブな3D性能を見る上では参考にはなるかと思います。お手持ちのグラボの性能がどの辺に位置しているかの確認や、グラボ購入の一助となりましたら幸いです。