MS、Windows11 25H2をアップロード。正式発表に先んじてダウンロードできるように。ISOとイネーブルメントパッケージ(eKB)KB5054156
MicrosoftのサーバーにWindows11 25H2のISOファイルとイネーブルメントパッケージKB5054156がアップロードされました。
正式発表に先んじてWindows11 25H2がアップロード
記事冒頭の通り、MicrosoftのサーバーにWindows11 25H2のISOファイルとイネーブルメントパッケージ(Enablement Package / eKB)KB5054156がアップロードされました。
そのURLをご紹介いたします。その前に注意事項です。
まず、MicrosoftはまだWindows11 25H2のリリースを正式に発表していません。そのため、現在、サーバーにアップロードされているISOファイルは、正式リリース後と内容が異なってくる可能性があります。基本的にはMicrosoftの正式発表をお待ちいただくことをおすすめいたします。
どうしてもすぐにWindows11 25H2を試したい、という方向けです。メインPCへのインストールは避けて、サブPC等、万が一、何が起きても問題のない環境でお試しいただくことを推奨いたします。
▼ISOファイル
- Windows11 25H2 x64 日本語ISOファイル (Intel、AMD CPU用)
- Windows11 25H2 ARM64 日本語ISOファイル (ARM64 CPU用)
▼イネーブルメントパッケージ
- KB5054156 x64 (Intel、AMD CPU用)
- KB5054156 ARM64 (ARM64 CPU用)
イネーブルメントパッケージについて説明しますと、(通常は)Windows Update経由で提供される更新プログラムで、事前にダウンロード済みの無効化されていた大型アップデート(25H2)を、有効化するだけの更新プログラムです。
現在、使用OSがWindows11 24H2で、尚且つ最新の更新プログラムをインストールしている場合、このイネーブルメントパッケージをインストールすればすぐにWindows11 25H2になります。
筆者環境で試した結果
さっそく筆者環境で上記ファイルを試しました。まず、ISOファイルでクリーンインストールを行ったところ、間違いなくWindows11 25H2になりました。
ローカルアカウントでのセットアップを試したところ、OOBEの最初の画面でコマンドプロンプトを起動([SHIFT] + [F10]キー)して『start ms-cxh:localonly』と入力してエンターで上手くいきました。ローカルアカウントでのセットアップ方法については『Windows11をローカルアカウントでセットアップする方法4選』記事の『方法D』をご覧ください。
次にイネーブルメントパッケージを試しました。こちらも問題なくWindows11 24H2からWindows11 25H2へとすぐにアップデートが完了しました。
イネーブルメントパッケージでWindows11 25H2に
Windows11非対応PCでもアップデート可能
Windows11非対応PCに無理矢理Windows11 24H2をインストールしている環境でも、イネーブルメントパッケージの手動インストールでWindows11 25H2へとアップデートできました。