KB5031354にさまざまな不具合報告

WindowsUpdate

Windows11 Issue

2023年10月11日にWindowsUpdateに配信されたWindows11 バージョン22H2用セキュリティ更新プログラムKB5031354に、さまざまな不具合報告が出ています。

KB5031354のインストールに失敗

一部環境において、KB5031354をインストールする際、以下のエラーコードが表示されて失敗するとの報告が複数件出ています。

  • 0x800f0922
  • 0x800f0900
  • 0x80070002

これらのエラーが発生したユーザーは『SFC /scannow』コマンドの実行や、Microsoft UpdateカタログからKB5031354をダウンロードして手動インストールしても上手くいかなったと述べています。

ファイルエクスプローラーの異常

一部環境において、KB5031354のインストール後からファイルエクスプローラーに以下のような異常が発生するとの報告が複数件出ています。

  • ファイルエクスプローラーが起動しない
    • 本不具合が発生している報告者の1人は、Adobeに関連した古いレジストリ『HKEY_CLASSES_ROOT\AllFilesystemObjects\shellex\ContextMenuHandlers{C95FFEAE-A32E-4122-A5C4-49B5BFB69795}』を削除することで直ったと報告しています。しかし、すべての環境にこのレジストリがあるわけではなく、ほかの報告者はこのレジストリがなかったと述べています
    • 一時的な緩和策として、コマンドプロンプトから『explorer』と入力してエンターを押すことでファイルエクスプローラーが起動する場合があります
  • ファイルエクスプローラーを開くたびにデスクトップの背景が一瞬黒くなって戻る
    • KB5031354をアンインストールすることで直ったとの報告が出ています
  • ファイルエクスプローラーが応答しなくなる。こうなるとタスクマネージャーから『エクスプローラー』を再起動しないと直らない

AMD Software: Adrenalin Editionの動作異常

一部のAMD Radeonユーザーから、KB5031354をインストールしてからAMD Software: Adrenalin Editionの動作がおかしくなるとの報告されています。

  • PCを再起動するたびにAMD Software: Adrenalin Editionの設定がリセットされる
    • KB5031354をアンインストールすることで直ったと報告されています
  • PCを再起動するたびにAMD Software: Adrenalin Editionがクラッシュして、毎回プロファイルをロードする必要がある

同様の報告は2023年9月27日に配信されたプレビューリリースKB5030310から出ています。

対処方法・回避策

これらの報告はRedditやフィードバックHubに寄せられており、複数のユーザーがさまざまな不具合を訴えています。

インストールが失敗する不具合に関しては、今のところ有効な回避策はありません。そのほかの不具合に関しては、一時的な対処方法としてKB5031354のアンインストールで直ったとの報告が複数出ています。上記のような不具合にお困りの方はお試しください。

アンインストール手順は以下。ただし、KB5031354はセキュリティアップデートのため、アンインストールすると脆弱性が未修正のままになることには注意が必要です。

▼更新プログラムのアンインストール方法

  1. 『スタートボタン』 → 『設定』 → 『Windows Update』 → 『更新の履歴』 → 一番下にある『更新プログラムをアンインストールする』を選択。
  2. 当該更新プログラムの『アンインストール』を選択すればアンインストールされます。
    WindowsUpdate更新プログラムのアンインストール方法
  3. アンインストール後は、更新プログラムが再び入ってこないように更新プログラムを一時停止しておきましょう。『更新の一時停止』から停止する期間を選択。
    Windows11 - WindowsUpdateを一時停止

そのほかに考えられる要因としては、Copilot in Windowsが有効になっていると不具合が発生する場合があるため、もし、有効になっている場合は無効化をお試しください。無効化手順はそんなに難しくありません。詳細は『Copilot in Windowsを無効化する方法。再度有効化方法もあり』をご覧ください。

なお、上記の不具合報告はあくまでも一部環境で発生しているものであり、すべての環境で発生するものではありません。