RADEON

海外メディアのVideoCardzによりNavi GPUとなる『RADEON RX 5700XT』のスライドショーがリークされました。スペックは40CU(2560SP)でVRAM 8GB GDDR6。Polaris世代のRX 590と比較すると以下になります。

モデルRX 5700 XTRX 590
GPU7nm Navi12nm Polaris
Stream
Processors
25602304
Max FP32
Compute
9.75 TFLOPS7.12 TFLOPS
ベース
クロック
1605 MHz1469 MHz
ゲーム
クロック
1755 MHz-
ブースト
クロック
1905 MHz1545 MHz
VRAM8GB GDDR68GB GDDR5

RX 5000ファミリーのより詳細な情報は、2019年6月11日AM07:00(日本時間)より開催されるE3 2019でのライブストリームイベント『Next Horizon Gaming』にて発表が予定されています。

2019/6/11追記
正式にRADEON RX 5700シリーズが発表されました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

【GPU】 AMD、Navi GPU『RADEON RX 5700 XT』と『RADEON RX 5700』を正式発表。NVIDIA製品との比較やいかに

RADEON

AMD Radeon

中国語圏メディアのMyDrivers.com(快科技)がAMD RADEON Naviの後継について報じました。MyDrivers.comによると、AMDの従業員が「Naviの後継はArcturusではない」と語ったという。

Arcturusという名称は2018年9月にLinux系フォーラムにてAMDの中の人から「新しいコードネームはArcturusになるだろう」と発せられました。

関連記事
【GPU】 RADEON Naviの次はArcturus?

MyDrivers.comの報道が本当であれば、再びNaviの次が何になるのか謎に包まれた形となります。

ただ、MyDrivers.comは、いつ、どこで、どのAMDの従業員が「ArcturusはNaviの後継ではない」と語ったのか伝えられていないため、今回の情報の確度がどれほどのものなのかは定かではありません。

RADEON




AMDはNaviベースとなる『RADEON RX 5000』ファミリーを発表しました。RX 5000ファミリーではRadeon DNA (RDNA)と呼ばれるゲーミングアーキテクチャを採用しており、GCN世代と比較してクロックあたり1.25倍のパフォーマンスアップと、1.5倍の電力効率を実現しているとのこと。

また、AMDは、RADEON RX 5700シリーズとGeForce RTX 2070の比較に『Strange Brigade』を実行したところ、RADEON RX 5700シリーズの方が約10%高速であることをアピールしています。

RADEON RX 5700シリーズは2019年7月発売予定。より詳細な情報は2019年6月11日AM07:00(日本時間)より開催されるE3 2019でのライブストリームイベント『AMD Next Horizon Gaming』にて発表が予定されています。

2019/7/8追記
RADEON RX 5700シリーズの各種ベンチマークが公開されました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

【GPU】 RADEON RX 5700 XT / 5700無印の各種ベンチマーク公開

RADEON


(Source:TECH POWER UP / Reddit)

中国で開催されたAMD50周年イベントにてSapphireのプロダクトマネージャがインタビューに応じ、Navi GPUについて以下の回答をしました。

・現時点でNavi GPUには499ドルモデルと399ドルモデルの2種類がある。
・Navi GPUには水冷モデルがある。
RTX 2070より高性能。(おそらくNavi最上位モデルでの話)
・5120SPのいわゆる『Big Navi』についてはその存在を否定。
・Navi GPUはCOMPUTEX 2019前日の2019年5月27日に発表されて、2019年7月7日にローンチされる。 (※既報。詳細は下記の関連記事をご参照ください)

関連記事
【CPU/GPU】 AMD、COMPUTEX 2019にて第3世代RYZENおよびNavi GPUを紹介予定
【GPU】 Naviグラフィックスカードは2019年7月7日に発売?

・ハードウェアレイトレーシングアクセラレーション(NVで言うところRT Core)はない。

これらの内容が海外メディア各所で報じられています。ただ、この内容を報じた一次ソースのサイトは記事を削除しました。どういった理由で削除したのかはわかりません。そのため、鵜呑みにはせず噂ということでひとつ。

より正確な情報はもうすぐ開催のCOMPUTEX 2019に期待しましょう。

2019/7/8追記
RADEON RX 5700シリーズの各種ベンチマークが公開されました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

【GPU】 RADEON RX 5700 XT / 5700無印の各種ベンチマーク公開

CPU,RADEON

2019年5月15日(現地時間)、米国カリフォルニア州にてAMDの年次株主総会が行われました。そこでは以下のスライドショーが公開されました。


(Source:VideoCardz / AMD)

このスライドショーによると、Navi GPUおよび第3世代RYZENは2019年Q3(7-9月)発売とのこと。Navi GPUについては既報ですが、第3世代RYZENに関してはこれまで2019年中頃と言われており、今回、より詳細な発売日が明らかになりました。

2019/7/8追記
RADEON RX 5700シリーズおよびRYZEN 3000シリーズの各種ベンチマークが公開されました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

【GPU】 RADEON RX 5700 XT / 5700無印の各種ベンチマーク公開
【CPU】 RYZEN 9 3900X / RYZEN 7 3700Xの各種ベンチマーク公開

RADEON


(Source:ANAND TECH)

海外メディアのANAND TECHによると、AMDは2019年4月30日の電話会議にて、Navi GPUおよびRome CPU(Zen 2)を2019年Q3(7-9月)にローンチすることを発表したという。AMDはNavi GPUの価格帯についても言及しており 「RADEON VIIより低価格になるだろう」 とのこと。

これまで2019年登場予定のNavi GPUはハイエンド帯ではなくパフォーマンス帯(いわゆるPolarisポジション)になるとされていましたが、今回の発表でその線はより濃厚となりました。

RADEON

baiduフォーラムにAMDの謎のPCBがリークされました。それがこちら。

RADEON


(Source:TweakTown)

COMPUTEX 2019前日の2019年5月27日にNaviグラフィックスカードの紹介を予告しているAMDですが、それ以降の動向について新たなリークが出てきました。

海外メディアのTweakTownによると、AMDは2019年6月12日~14日に行われるE3 2019にてNaviグラフィックスカードの全てを発表し、2019年7月7日に発売するとのこと。

このリークはTweakTown独自の情報筋よりもたらされたもので、情報の確度は定かではありません。本当かどうかはわかりませんが、鵜呑みにせず、こういう話もある、くらいでひとつ。

RADEON

AMD未発表のGPU、デバイスID『66AF:F1』がGFXBenchとCompuBenchに掲載されました。海外メディア各所で『66AF:F1』は 「Navi GPUではないか」 という憶測が飛び交っていますが、本当にNaviかどうかは定かではありません。

仮にNaviだったとしても、現時点では未完成の可能性が高いものと思われます。これらをご留意いただいた上で、謎のGPU『66AF:F1』のベンチマーク結果をサクッどうぞ!

RADEON


(Source:PCGamesN)

AMDは2017年8月に可変レートシェーディング(Variable Rate Shading (VRS))の特許を出願しており、2019年2月28日に内容が公開された。これはNavi GPUにVRSが搭載される可能性が高いことを示している。

VRSとは、GPUが細かくレンダリングする必要がある部分とない部分を判断し、GPUが一度に行う処理を最適化するための技術である。例えば壁や空などは低いシェーディングレートで処理を行っても画質に影響はしない。

VRSを使用し、さまざまな部分のシェーディング速度を可変させることで、ゲームパフォーマンスの向上が期待される。

上記内容がPCGamesNにて報じられました。上記はわかりやすく噛み砕いた説明ですが、より詳細な特許内容は以下のページ(英語)にてご確認いただけます。

実際にNaviに搭載されるかどうかはまだわかりませんが、期待の高まるニュースとなりました。

なお、VRSはNVIDIAもTuringアーキテクチャからNVIDIA Adaptive Shading (NAS)という名前で搭載しており、『Wolfenstein II: The New Colossus』がNASに対応しています。

RADEON

RYZEN 3000シリーズのリークに続き、Naviアーキテクチャを採用したRADEON RX 3000シリーズの性能と販売価格という非常に怪しいリークも出てまいりました。それがこちら!

RADEON


(Source:WCCF TECH)

我々が得た情報によると、AMDはNaviの最初のデザインを完成させ、『Navi 12』というコードネームを付けたようだ。スペックは40CUになり、これまで同様に1CU = 64SPであるなら2560SPとなる。これはPolarisからのアップグレードという位置付けになるだろう。

上記内容が海外メディアのWCCF TECHにて報じられました。このリークはWCCF TECHの独自ソースとなっており、WCCF TECH発の情報はかなりフェイクが多いため、噂ということでひとつ。

WCCF TECHの情報をソースとするときは注意を添えて記事にし、また、あからさまにうさんくさいものは避けて厳選しているつもりですが、それでもフェイクを引いてしまうくらいにはWCCF TECHのフェイク率は異常に高く、注意が必要な海外メディアとなっています。

今回の報道に関しても、どこまで信用したものかは何とも言えませんが、2018年4月には別口ソースで『2019年登場予定のNaviはハイエンド帯ではない』という噂が出ており、今回のWCCF TECHの報道はそれと共通したものが見られます。

まだ噂の域を出ていないため真偽のほどはわかりませんが、これらが本当だとすればAMDのハイエンドGPU登場はまだまだ先になるのかもしれません。 (願わくば外れてほしいものです……)