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Intelは次期Core X(Cascade Lake-X)についてのアドバイザリーを公開しました。IntelによるとCore i9-10980XE、i9-10940X、i9-10920X、i9-10900Xを使用するためにはX299マザーボードのBIOSアップデートが必要になるとのことです。

また、Cascade Lake-X対応BIOSを適用した場合、i5-7640X、i7-7740X(Kaby Lake-X)との互換性がなくなるとも案内しています。i5-7640X、i7-7740Xをお使いの方で、Cascade Lake-Xを使う予定がない場合は、BIOSアップデートにはご注意くださいませ。

余談ですが、i5-7640Xは4C4T、i7-7740Xは4C8Tと、HEDT環境にも関わらずメインストリーム帯と変わらないスペックで、需要が低かったのか発売から約10か月後の2018年4月30日付けで製造中止が発表されています。

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Intelはi7-7740Xとi5-7640Xの製造中止を発表しました。Intelが公開したpdfには、同じX299プラットフォームのSkylake-X製品は含まれておらず、Kaby Lake-Xだけが対象となっています。

Kaby Lake-Xが発売して約10ヶ月。HEDTプラットフォームで4C8T、4C4Tというのはかなり中途半端でしたが、やはりあまり売れなかったのでしょうね/(^o^)\

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(Source:Intel Management Engine Critical Firmware Update (Intel SA-00086))

Intelは『Intel Management Engine (ME)』、『Intel Server Platform Services (SPS)』、『Intel Trusted Execution Engine(TXE)』に脆弱性が見つかったことを発表し、ファームウェア(BIOS/UEFI)のアップデートを呼びかけています。これらの脆弱性を悪用されると、リモートでコードを実行されるなどの危険性があるとのこと。

影響を受ける製品は下記になります。

    ・6th / 7th / 8th Generation Intel Core Processor Family
    ・Intel Xeon Processor E3-1200 v5 & v6 Product Family
    ・Intel Xeon Processor Scalable Family
    ・Intel Xeon Processor W Family
    ・Intel Atom C3000 Processor Family
    ・Apollo Lake Intel Atom Processor E3900 series
    ・Apollo Lake Intel Pentium
    ・Celeron N and J series Processors

いくつかのメーカーはファームウェアのアップデート情報を公開しています。

上記以外のアップデート情報は各メーカーのサイトをご確認くださいませ。

また、自分の環境が影響を受けるか、確認するツールも公開されていますので、チェックしてみたい方は下記ページからツールのダウンロードをどうぞ。

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Intelの4C8T CPUで現行最高峰のi7-7740Xが、2017年8月31日時点で28,784円という激安特価で販売されています! Amazonが販売・発送するため、詐欺ではありません! 100MHz低いi7-7700Kでも36,000~38,000円のため、驚きのプライスとなっています!

……えーっと……はい。

言うまでもないこととは思いますが、i7-7740XはX299プラットフォームのためにマザーが高いです。 (X299最安3.2万、Z270最安1.3万程度) 6C12TのCoffee Lakeも秋に登場が予定されています。あと、konozamaの可能性があります。

これらを考慮すると、この価格設定でも微妙な商品です……。

マザーボード



(Source:X299 Kabylake-X only motherboards are here)

GIGABYTEからは『X299 AORUS GAMING』、MSIからは『X299M-A PRO』というKaby Lake-X専用マザーボードの発売が予定されていることが判明しました。

これらのマザーボードはメモリが4スロットでCPUはi7-7740X / i5-7640Xしか使えませんが、通常のX299マザーボードより安価になることが期待されます。

なお、これらのマザーボードにどれだけの需要があるのかは定かではありません…………。

CPU,PCゲーム全般


(Source:Intel Skylake-X: Intel's new six, eight and ten-core CPUs reviewed)

前回のあらすじ。Skylake-X vs Broadwell-Eの定格での3タイトル2解像度ゲームベンチマーク対決はSkylake-Xの5勝1敗。

今回、EurogamerでSkylake-X i7-7820X vs Broadwell-E i7-6900K vs Haswell-E i7-5960X7タイトル同コア同クロックゲームベンチマーク対決が公開されました。

ベンチマークには1800X(4.0GHz)も載っていますが、クロックも違い、一部、新しいデータを取れていないそうでとりあえず載せたオマケ的な感じになっています。ということでサクッと結果をどうぞ!

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ASRockのX299マザーボードのドライバを見ていたら、Windows 7用もあるじゃありませんか。以前からWindows 7で動きそうな気配はありましたが、実際のところどうなのか。ASRockさんに聞いてみました。以下、いただいたお返事になります。

Intel社発行したドライバリストにはWin7 64bit対応のドライバが入っていまして OSのインストールも可能ですが、ドライバがX299に最適化しておりませんと通常の使用としては問題がありませんが、Windows 10の方がX299チップセットに適していますとフィードバックしました。その上、Windows 10に変更する方がお薦め致します。 (原文ママ)

日本語とEnglishの両方を書いて質問を送ったのですが、わざわざ日本語でお返事をいただきました。ASRockさん、ユーザーフレンドリー。ちょっと日本語が怪しい部分もありますが、つまるところ、 「Windows 7でも通常の使用には問題ないけど、Windows 10の方が最適化されてるよ」 ってことのようです。

注意点として、これはあくまでASRock製品での話です。他メーカーもドライバを公開しているかはわかりません。Windows 7で使おうと思っている人は、ドライバの有無の確認をお忘れなく。

なお、Windows 7でWindows Updateを受けられるかどうかは不明です。MicrosoftがSkylake-XのことをSkylake世代として見るのか、最新CPUとして見るのかはわかりませんが、期待はしない方が良いでしょう。

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【アプデ】 『最新CPUでWindows Updateお断り機能』をお断りする方法がさっそく見つかる

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(Source:The X299 VRM Disaster (en))

2017年5月末に最速でSkylake-Xの殻割を行い、グリスバーガーであることを世に知らしめたder8auer氏は、X299マザーボードのVRMについて苦言を呈しました。

der8auer氏はGigabyte X299 AORUS Gaming 3でi9-7900Xのクロックを4.6GHz@1.25Vに設定して、AVXに対応していないバージョンのPrime95を回しました。VRMの温度を測ったところ、わずか10~15分ほどで、

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Amazon.co.jpでもSkylake-X / Kaby Lake-Xシリーズの予約が開始されました。掲載された予約価格は

 Core i9-7900X (10C20T 3.3GHz) 税込124,980円

 Core i7-7820X (8C16T 3.6GHz) 税込74,980円

 Core i7-7800X (6C12T 3.5GHz) 税込49,800円

 Core i7-7740X (4C8T 4.3GHz) 税込42,980円

 Core i5-7640X (4C4T 4.0GHz) 税込30,980円

となっています。この価格はPCワンズと同じで、初値はどこもこのくらいの価格での販売になりそうです。肝心の発売時期は2017年7月中旬といわれており、具体的な日付まではまだわかりませんが、パソコンSHOPアークには


(画像クリックでパソコンSHOPアークへ)

2017年7月14日発売と記されています。

追記
パソコンSHOPアークに発売日に関しての詳細が掲載されました。

インテルの新ソケット「LGA2066」を採用X299チップセット搭載マザーボード及び、インテルのハイエンド新グレード「Core i9」を含めた「Core Xシリーズ」プロセッサーが2017年6月26日(月)22:00より国内でも販売解禁となった。 しかし実際に販売を開始したのはX299チップセット搭載ソケットLGA2066対応マザーボードのみ、プロセッサーの国内販売は7月14日(金)に遅延している。

ですって。

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CRYORIGは自社のLGA2011v3対応CPUクーラーは、全てLGA2066ソケットをサポートすることを発表しました。LGA2011v3とLGA2066は互換性があるため、追加のリテンションキットなどは必要としないとのこと。

LGA2066対応製品は簡易水冷のAシリーズ、R1 Ultimate / Universal、R5、C1、H5 Ultimate / Universal、H7 Quad Lumiなどが含まれます。

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ASRockはX299マザーボードを4製品発表しました。

X299 Taichi
2017年6月28日発売 市場想定価格: 税込44,496円前後

Fatal1ty X299 Professional Gaming i9
2017年7月発売 市場想定価格: 税込62,100円前後

Fatal1ty X299 Gaming K6
2017年7月発売 市場想定価格: 税込39,398円前後

X299 Killer SLI/ac
2017年7月発売 市場想定価格: 税込35,618円前後

『X299 Killer SLI/ac』の市場想定価格がMSIの『X299 SLI PLUS』と同じ税込35,618円ですね。この2製品が今のところX299最安値マザーボードとなっています。

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・Skylake-XとKaby Lake-Xの国内価格

PCワンズにSkylake-XとKaby Lake-Xの予約価格が掲載されました。

 Core i9-7900X (10C20T 3.3GHz) 税込124,980円

 Core i7-7820X (8C16T 3.6GHz) 税込74,980円

 Core i7-7800X (6C12T 3.5GHz) 税込49,800円

 Core i7-7740X (4C8T 4.3GHz) 税込42,980円

 Core i5-7640X (4C4T 4.0GHz) 税込30,980円

国内価格で見ても10C20Tモデルは前世代のi7-6950Xからは大幅な値下がりですね。しかし、どうしても脳裏にチラつくのがAMDのRYZENシリーズ。

8C16TのRYZEN 7 1800X@3.6GHzは市場価格税込5.5万円前後、8C16Tのままに低クロック化した1700@3.0GHzは税込3.7万円前後となっており、競合他社と比較するとまだまだ強気な価格設定という印象は拭えません。

・今のところ最安値のX299マザーボードはMSIのX299 SLI PLUS?


(Source:PC Watch)

 MSIは、Intel X299チップセットを搭載したマザーボード4製品を6月27日に発売する。価格はすべてオープンプライス。

 ラインナップは、エンスージアストゲーマー向けの「X299 GAMING M7 ACK」、高性能ゲーミング向けの「X299 GAMING PRO CARBON AC」、エントリーゲーミング向けの「X299 TOMAHAWK」、そしてPROシリーズの高性能モデル「X299 SLI PLUS」の4製品。税別店頭予想価格は順に54,980円前後、45,480円前後、35,980円前後、32,980円前後の見込み。

『X299 SLI PLUS』を税込にすると35,618円。価格が出てきているマザーだと今のところこれが最安値でしょうか。

2017/6/21追記
ASRockからも『X299 SLI PLUS』と同額となる税込35,618円の『X299 Killer SLI/ac』が発表されました。