RADEON GPUがワンパッケージになったCPU i7-8809Gを搭載したNUC、Hades Canyon『NUC8i7HVK』の各種ゲームベンチマークが公開されました。
この小さなワンパッケージにGTX 1050 Ti相当が詰め込まれているということは判明していますが、実際に比較したゲームベンチマークはどんなもんなのか。サクッと結果をどうぞ!
RADEON GPUがワンパッケージになったCPU i7-8809Gを搭載したNUC、Hades Canyon『NUC8i7HVK』の各種ゲームベンチマークが公開されました。
この小さなワンパッケージにGTX 1050 Ti相当が詰め込まれているということは判明していますが、実際に比較したゲームベンチマークはどんなもんなのか。サクッと結果をどうぞ!
『Kidd』と呼ばれるコードネームのChromebookにKaby Lake-G(RADEON搭載8000Gシリーズ)を採用する動きがあるようです。海外メディアのXDA-Developersは、Chromium Gerritで公開されているKiddのREADME.mdにKaby Lake-Gの動作実験されている旨の記述を見つけました。
Chromium Gerritに掲載されてから実際のデバイスが登場するのは数ヶ月から1年以上先になると見られており、製品としてお目にかかれるのはまだまだ先になりそうです。また、現在のところ、Chrome OSでのGPUパフォーマンスはあまり芳しくないものの、ロードマップ上ではアップデートが予定されているとのことです。
Chrome OSは最近のアップデートでLinuxアプリケーションに対応し、Steamも動作すると言われています。今回のKaby Lake-Gをきっかけに、ゲーム方面にも力を入れていくのか、今後の動向が注目されます。
IntelのRADEON搭載CPU i7-8000Gシリーズを採用したNUC、Hades Canyon『NUC8i7HVK』と『NUC8i7HNK』の販売が開始されました。
販売価格は上位モデルとなるCore i7-8809Gを搭載したNUC8i7HVKが税込125,000円前後、下位モデルとなるCore i7-8705Gを搭載したNUC8i7HNKが税込102,000円前後。スペックは以下になります。
IntelのRADEON搭載CPU i7-8809Gを採用したNUC、Hades Canyon最上位『NUC8i7HVK』のベンチマークが公開されました。
(Source:4gamer) 3DMarkの「Fire Strike」および「Time Spy」を見てみると,スコアは順に8459,3077。CPUやそれ以外の違いを無視してものすごくざっくり比較した場合,「GeForce GTX 1050 Ti」や演算ユニット数16基版「Radeon RX 560」よりは確実に,かつかなり高いスコアだが,「GeForce GTX 1060 3GB」には歯が立たないレベルということになる。 |
このワンパッケージCPUにはGTX 1050 Ti相当が詰め込まれているとのことです。これはすごい!
Hades Canyonは今春発売が予定されており、そう遠くないうちにより詳細なベンチマークが公開されるでしょう。実ゲームで比較した場合はどれほどのものなのか、今から期待が高まります。
2018/5/24追記
ついに発売しました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。
(Source:Intel)
IntelはRADEON搭載CPUとなる『8th Gen Intel Core processor with Radeon RX Vega M Graphics』を採用したNUC『Hades Canyon』のマザーボード画像を公開しました。
Hades Canyonは2つのラインナップが予定されており、スペックは下記になります。
販売価格は最上位となる『NUC8i7HVK』が910~939ドル、『NUC8i7HNK』が749ドルあたりを予定されており、今春発売予定となっています。
2018/5/24追記
発売しました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。
(Source:PC Watch) Intelが“ディスクリートGPU”のプロトタイプを発表した。 (中略) といっても、今回の試作チップは、製品として市場に出せるレベルのものではない。あくまでも、技術検証のためのGPUチップ。既存のIntelの内蔵GPUアーキテクチャをベースに、IVR(Integrated Voltage Regulator:統合電圧レギュレータ)を使った電力とパフォーマンス制御の技術を検証したものだ。 (中略) テストチップは1スライス構成で、合計で3個のサブスライス、18個のEUを搭載する。ベクタユニット内のFP32(32-bit浮動小数点演算)の積和算ユニットは、合計で144ユニットの計算だ。 |
上記内容がPC Watchにて報じられました。Coffee Lake世代のUHD Graphics 630で最大24EUとなるため、スペックとしては非常に低いものとなっています。
PC Watchの言うとおり、現状では検証のためのものでしかありませんが、Core Gシリーズはどこかの段階でRADEONから自社製GPUに切り替えるとの噂が出ているため、今回の発表はその布石なのかもしれません。
(Source:First Hybrid Intel-AMD Chip Benchmarks With Dell XPS 15 Show ...)
RADEON搭載CPUとなるi7-8705Gを採用したDELLのノートPC、『Dell XPS 15 2-in-1』のRise of the Tomb Raiderでのベンチマーク結果が公開されました。サクッと結果をどうぞ!
(Source:@TMFChipFool 12)
The Motley Foolのテクノロジーライター、Ashraf Eassa氏のリーク情報によると、Intelはコードネーム『Arctic Sound』『Jupiter Sound』と呼ばれる自社製GPUを計画しており、これらはIntelのプロセッサとEmbedded Multi-die Interconnect Bridge (EMIB)で接続されるそうです。
EMIBというのはIntelが開発したパッケージング技術で、
RADEON搭載のCore Gシリーズがそれに該当します。
つまるところこのリーク情報は、いつの日か、Core GシリーズのGPU部分がRADEONからArctic SoundやJupiter Soundに置き換わる可能性があることを意味しています。
なお、このリーク情報が本当かどうかは定かではありませんので、噂ということでひとつ。ただ、IntelがRaja Koduri氏をヘッドハンティングしたことを考えると、このシナリオはあっても不思議ではないと思います。
2018/12/13追記
Intelは同社製dGPU等について発表を行いました。正式名称は『Xe』となるとのことです。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。
IntelはRADEON搭載CPUとなる『8th Gen Intel Core processor with Radeon RX Vega M Graphics』(以下、8000Gシリーズ)を正式に発表しました。
i7-8809G | i7-8709G | i7-8706G (vProモデル) | i7-8705G | i5-8305G | |
コア/スレッド | 4C8T | ||||
ベースクロック | 3.1GHz | 2.8GHz | |||
ターボクロック | 4.2GHz | 4.1GHz | 3.8GHz | ||
GPU | Radeon RX Vega M GH Graphics | Radeon RX Vega M GL Graphics | |||
CU | 24 | 20 | |||
SP | 1,536 | 1,280 | |||
ベースクロック | 1,063MHz | 931MHz | |||
ターボクロック | 1,190MHz | 1,011MHz | |||
VRAM | 4GB HBM2 | ||||
TDP (全パッケージ) | 100W | 65W |
RX Vega M GL搭載モデルではGTX 1050 4GB以上、RX Vega M GL搭載モデルではMax-Q版GTX 1060 6GB以上であることをスライドショーでアピールしています。
これらのCPUが搭載された多くの製品は2018年春頃に登場すると言われており、Intel NUCからはNUC8i7HVK、NUC8i7HNKの2つの製品が予定されています。
また、DELLやHPからも近いうちに8000Gシリーズ搭載製品が発表予定とのことです。
以下、公開されたスライドショーになります。
(Source:Intel launches 8th Gen Core Processor with Radeon RX Vega graphics)
2017年11月にIntelがRADEON搭載CPUを発表して以降、ちらほらとリーク情報はあれど、Intelからの公式発表はピタッと止まっていました。海外メディアのVideoCardsによると、日本時間で2018年1月8日AM10:01にNDAが解禁されて、より詳細な公式発表がされるようです。
VideoCardzはNDA解禁前に公式発表予定の内容をいくつかリークしました。
etc...
このリーク情報によると、RX Vega M GH搭載モデルではMax-QノートのGTX 1060(通常のノート版の-10~15%)に匹敵する性能を兼ね備えているとのことです。本当だとすれば小型でもとてもパワフルなマシンになりそうですね。
2018/1/8追記
Intelが正式に発表しました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。
(Source:Intel)
RADEONを搭載したIntel CPU『i7-8809G』がIntelのサイトに掲載されました。
ベースクロックは3.1GHz、コアは4C8Tとなり、以前にリークされた情報と一致していることが確認されました。このリストはIntelのサイトの
オーバークロック対応CPUのページに掲載されており、8000Gシリーズもオーバークロックが可能であることが明らかになりました。
今回、掲載されたのはi7-8809Gだけですが、他にもi7-8705Gとi7-8706Gがラインナップされると言われています。
CPU | Core i7-8809G | Core i7-8705G | Core i7-8706G |
CPU Clock | 3.1 GHz | 3.1 GHz | ? |
Cores / Threads | 4C8T | 4C8T | ? |
GPU Device ID | 694C:C0 | 694E:C0 | ? |
SP | 1536SP (24CU) | ? | ? |
GPU Clock | 1000 ~ 1200 MHz | ? |
2018/1/8追記
Intelが正式に発表しました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。
中国語圏のフォーラムでRADEON搭載のIntel CPU『i7-8809G』が組み込まれたマザーボードの写真がリークされました。それがこちら。
(Source:Chiphell / PC Prespcetive)
このサイズや形状から、このマザーボードは