KB5005033 / KB5004296適用後、Open Shellが正常に動作しなくなる不具合。対処方法あり

WindowsUpdate

Open Shell

2021年8月11日にWindowsUpdateに配信されたWindows10 バージョン21H1 / 20H2 / 2004用KB5005033、または、7月30日公開のプレビューリリースKB5004296をインストールすると、Open Shellが正常に動作しなくなる不具合が発生しています。

不具合概要

Open Shellは、スタートメニューを古いスタイルに変更できるClassic Shellの後継フリーソフト。Open Shellを使用している環境でタスクバーを上に移動していると、スタートボタンを押してもスタートメニューが一瞬だけ表示されてすぐに閉じてしまいます。

この不具合は、タスクバーを上に配置して、『ニュースと関心事項』が有効になっていると発生します。

2021年8月13日時点でこの不具合を抱えているのは以下の更新プログラム。

この不具合は2021年7月30日に公開されたWindows10 21H1 / 20H2 / 2004用プレビューリリースKB5004296以降の更新プログラムをインストールすると発生します。

対処方法・回避策

タスクバーを一度、下に移動して、タスクバーを右クリックして『ニュースと関心事項』を無効にして、元の配置に戻してください。

タスクバー右クリックから『ニュースと関心事項』を無効にできる
タスクバー右クリックから『ニュースと関心事項』を無効にできる

これでスタートメニューが正常に表示されるようになります。

備考

このほかにも、タスクバーを上・左・右に移動していると、ALT + TABキーの使用後にゲーム画面に戻れなくなる不具合が発生しています。タスクバーの位置を下以外に変更されている方は、Open Shellやゲーム以外のその他のアプリでも、何かしらの異常な挙動が発生するかもしれません。

その場合、まずは上記の『ニュースと関心事項』の無効化をお試しください。