Microsoft、KB5010793やKB5010795等を緊急リリース。VPNに繋がらない不具合やWindows Serverの不具合を修正

WindowsUpdate

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Microsoftは、VPNの接続ができなくなる不具合を修正したWindows10 21H2 / 21H1 /20H2用更新プログラムKB5010793やWindows11 21H2用更新プログラムKB5010795、Windows Serverが勝手に再起動する不具合などの修正した2022用KB5010796等を緊急リリースしました。

Windows Server用更新プログラム

2022年1月12日に公開・配信されたWindows Server用の更新プログラムをインストールすると、Windows Serverが勝手に再起動を繰り返すブートループに陥ったり、Hyper-Vの仮想マシンが起動しなくなったり、Windows Resilient File System (ReFS)ボリュームにアクセスできなくなるといった不具合が発生しています。2022年1月17日(現地時間)付けで緊急リリースされた以下の更新プログラムはこの不具合を修正します。

  • Windows Server 2022用更新プログラム
    KB5010796
  • Windows Server 2019
    KB5010791 (※KB番号は案内されているもののステータスが『調査中』のまま。後日リリース予定?)
  • Windows Server 20H2 / 21H1
    KB5010793
  • Windows Server 2016用更新プログラム
    KB5010790
  • Windows Server 2012 R2
    KB5010794
  • Windows Server 2012
    KB5010797

不具合にお困りの方はWindowsUpdateよりダウンロードができます。

なお、Microsoftによると、Windows Server 2012 R2およびWindows Server 2012用更新プログラムはWindowsUpdateには降ってこず、上記リンク先のMicrosoft Updateカタログより手動でダウンロードする必要があるとのことです。(と、Microsoftは案内していますが、Windows8.1環境では普通にWindowsUpdateに振ってきたため、2012 R2 / 2012ももしかしたらWindowsUpdateに降ってくるかもしれません)

Windows8.1用更新プログラム

2022年1月12日に公開・配信されたWindows8.1用ロールアップKB5009624をインストールすると、Hyper-Vの仮想マシンが起動しなくなるという不具合が発生しています。2022年1月17日(現地時間)付けで緊急リリースされた以下の更新プログラムはこの不具合を修正します。

Microsoftによると、この更新プログラムはWindowsUpdateに降ってこず、上記リンク先のMicrosoft Updateカタログよりダウンロードする必要があるとのことです。(と、Microsoftは案内していますが、WindowsUpdateを実行したところ、普通にオプションに降ってきました)

Windows10 21H2 / 21H1 / 20H2およびWindows11 21H2用更新プログラム

2022年1月12日にWindowsUpdateに配信されたセキュリティ更新プログラムをインストールすると、VPNに繋がらない不具合が発生しています。2022年1月17日(現地時間)付けで緊急リリースされた以下の更新プログラムはこの不具合を修正します。

  • Windows10 21H2 / 21H1 /20H2用更新プログラム
    KB5010793
  • Windows11 21H2用更新プログラム
    KB5010795

不具合にお困りの方は、WindowsUpdateよりダウンロード・インストールをどうぞ。WindowsUpdateを実行すると、

WindowsUpdate - KB5010793

オプションとして降ってきますので、『ダウンロードしてインストール』を選択ください。