Intel Arc & Iris Xe 32.0.101.6877 非WHQLドライバ公開。MSI Clawのパフォーマンス低下・音飛び不具合を修正
Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6877 非WHQLドライバが公開されました。
Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6877 非WHQLドライバ対応製品
Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6877 非WHQLドライバは、以下の製品をサポートします。
- Intel Arc Bシリーズ
- Intel Arc Aシリーズ
- Core Ultraシリーズ
- Intel第14世代
- Intel第13世代
- Intel第12世代
- Intel第11世代
Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6877 非WHQLドライバで修正された不具合
Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6877 非WHQLドライバでは、以下の不具合が修正されています。
▼Intel Core Ultra Series 2 (Arc iGPU)
- 一部のハンドヘルドPC / 携帯ゲーミングPC (MSI Claw)において、音声が途切れたり、想定よりもパフォーマンスが低くなる不具合を修正
既知の不具合
Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6877 非WHQLドライバには、以下の既知の不具合があります。
▼Intel Arc Bシリーズ製品
- 複数のアプリケーションが相互に作用する特定の状況において、表示の乱れが発生する場合があります
- 『Call of Duty: Black Ops 6』(DX12)において、特定のシーンでちらついたり表示がおかしくなる場合があります
- 『Returnal』(DX12)において、レイトレーシングをオンしてゲームをプレイすると、ゲームがクラッシュする場合があります
- 『Call of Duty: Warzone 2.0』(DX12)において、水辺の表示がおかしくなる場合があります
- 『SPECapc for Maya 2024』において、ベンチマーク中に断続的にアプリケーションがフリーズする場合があります
- 『PugetBench for Davinci Resolve Studio V19』において、ベンチマーク実行中にアプリケーションがクラッシュする場合があります
- HWiNFOにおいて、一部のArc Bシリーズグラフィック製品のXeコア数が間違って表示される場合があります
▼Intel Arc Aシリーズ製品
- オーバーウォッチ2 (DX12)において、グラフィックス品質をHighまたはUltraに設定してゲームを起動すると、ゲームがクラッシュする場合があります
- 『Returnal』(DX12)において、レイトレーシングをオンしてゲームをプレイすると、ゲームがクラッシュする場合があります
- 『Marvel’s Spider-Man 2』(DX12)において、レイトレーシングとXeSSを有効にしているとゲームがクラッシュする場合があります
- 『PugetBench for Davinci Resolve Studio V19』において、ベンチマーク実行中にアプリケーションがクラッシュする場合があります
▼Intel Core Ultra Series 1 (Arc iGPU)
- 『Adobe Premiere Pro』において、動画のインポートに失敗することがあります。一時的な対処方法として、Intel NPUドライバのバージョン32.0.100.3717以下を使用してください
- 『PugetBench for Davinci Resolve studio V19』において、ベンチマークプリセットをExtendedに設定するとエラーが発生する場合があります
▼Intel Core Ultra Series 2 (Arc iGPU)
- 『Valorant』(DX11)において、ゲーム内設定で対応解像度が正しく表示されない場合があります
- 『Adobe Premiere Pro』がクラッシュする場合があります
- 『Adobe Premiere Pro』において、動画のインポートに失敗することがあります。一時的な対処方法として、Intel NPUドライバのバージョン32.0.100.3717以下を使用してください
- 『PugetBench for Davinci Resolve studio V19』において、ベンチマークプリセットをExtendedに設定するとエラーが発生する場合があります
▼Intel Graphics Software
- Intel Graphics Software (IGS)がクラッシュする場合があります。一時的な回避策として、IGSを再起動してください
- Windows10環境において、設定(Settings)や環境設定(Preferences)のすべての設定のリセットオプションを使用すると、アプリケーションがクラッシュする場合があります。個々のページからは問題なく設定をリセットできます
- メトリックの選択(select metrics)ウィンドウで最初にメトリックを並べ替えたときに、アプリケーションがクラッシュすることがあります。その後、このクラッシュは発生しません
- VSync (垂直同期)およびLow Latency Mode (低遅延モード)が有効になっていると、FPS LimiterがFPS (フレームレート)を制限しない場合があります
- Profile controls (プロファイルコントロール)が常にGlobal controls (グローバルコントロール)に優先するとは限りません
- ネイティブ解像度以外でディスプレイをスケーリングすると、意図しないスケーリングになる場合があります
▼Intel Graphics Software Performance Tuning (BETA)
- 本機能はベータ版のため、予期せぬ動作をする可能性があります
- Performance Tuningを使用可能なデバイスが2つあるマルチGPU環境において、Performance Tuningのページでは各GPUごとの個別ではなく、一度に複数のデバイスに変更を適用する場合があります
Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6877 非WHQLドライバ ダウンロードリンク
ドライバのダウンロードは以下のリンクからどうぞ。