FurMarkバージョン2.0がまもなく登場。定番のグラボ・GPUストレステストアプリ

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FurMark

FurMarkのバージョン2.0がまもなく登場します。海外メディアのVideoCardzが報じました。

FurMarkとは、グラボ・GPU向けの定番のストレステストアプリだ。しばしば「GPUウイルス」と呼ばれることもあるくらいに高負荷なのが特徴で、グラボの最高温度を測定したり、安定性を検証するために広く利用されている。

開発元であるGeeks3Dは、FurMarkの最新バージョンとなる2.0を2023年9月中に公開を予定している。FurMark 2.0ではOpenGLのほかにVulkan APIに対応し、これまで通りにさまざまな解像度・グラフィック設定でテストを行えるほか、ベンチマークスコアをGeeks3Dのデータベースに送信することができる。

さらに、FurMark 2.0にはGPU Shark 2とGPU-Zが内蔵されており、グラボに関する包括的な情報を得ることができる。

FurMark 2.0
FurMark 2.0

一般公開を待っても良いが、すぐにでも使用した場合は、Geeks3DのDiscordサーバーに参加することでFurMark 2.0のベータバージョンを入手することができる。

現在、2023年8月26日公開のバージョン2.0.10.0を利用できる。2.0.10.0の更新履歴には以下のように記されている。

▼FurMark 2.0.10.0 更新履歴

  • Radeon RX 6850M XTの名称を修正 (XTが抜けていたのを修正)
  • AMD Radeon PRO W7900、PRO W7800、PRO W7600、PRO W7500をサポート
  • NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti 16GBをサポート
  • Intel Arc A570M、Arc A530M、Arc Pro A60M、Arc Pro A30Mをサポート
  • GPU Shark 2.0.12へとアップデート
  • GeeXLab 0.53.0 libsへとアップデート

Posted by にっち