Windows,WindowsUpdate

2017年3月9日、一部環境(?)のWindows10に『Microsoft - WPD - 2/22/2016 12:00:00 AM - 5.2.5326.4762』が配信されました。このパッチはWindows Portable Devices関連のパッチのようですが、国内外問わず0x800f0217エラーが出たりしてインストールが失敗するという報告がいくつか出ています。

また、なぜ突如として1年以上前の日付のドライバが配信されたのか、その理由は明らかになっていません。

現時点ではインストールが失敗する程度の不具合報告しかありませんが、過去にWindows Updateに配信された『INTEL - System ~』系などのドライバはシステムに致命的な不具合をもたらすことがありました。

【アプデ】 タブレットキラーと化した『INTEL - System ~』先輩
【アプデ】 『INTEL - System - 8/19/2016 12:00:00 AM - 10.1.2.80』の続報、インストールはしない方が良い?

これらの前例を考慮し、海外メディアのInfoWorldでは

Microsoft - WPD - 2/22/2016 12:00:00 AM - 5.2.5326.4762』をインストールすることで具体的にどうなるのか、追加情報や報告があるまで、このドライバを避けることを強く推奨します。

と、注意喚起をしています。

今のところ致命的な不具合報告は見当たりませんが、『INTEL - System ~』も後になってから不具合報告が出てきたので、注意しておくに越したことはないでしょう。

< Update 1>
Windows8.1にも配信されているようです。8.1勢もお気をつけくださいませ。

(私信:情報提供ありがとうございます)

< Update 2 >
この件について、Microsoftが発表しました。誤配信ですって。

Windows,WindowsUpdate

2017年3月8日、テレメトリパッチのKB2952664(Win7) / KB2976978(Win8.1)がWindows Updateに配信されました。

前回配信されたのが2月22日、さらにその前は2月10日、ここ1ヶ月間で計3回、ストーカーレベルに気持ち悪いっすね。MSさんはよっぽど情報を引っこ抜きたいご様子。

以下、いつも通りの注意喚起なコピペになります。

既報ですが、KB2952664(Win7) / KB2976978(Win8.1)を入れても何も良いことはありません。非表示推奨の紛うことなき糞パッチです。このパッチでシステムの互換診断なんてしても、CPUの無駄遣いで電力を消費されるだけです。 「MSに協力したい!」 って人はご自由にどうぞ。

注意事項として、KB2952664(Win7用)は何回アンインストールしても消えない場合があります。この症状に陥ってしまった場合、数回から多くて数十回、繰り返しアンインストールしないと消えません。アンインストールするには

アンインストール ⇒ 再起動せずにリストを確認 ⇒ あったらまたアンインストール、無くなるまでやる、無くなったら再起動

この手順でお試しくださいませ。あるいはBATファイルで処理するのも手です。

KB2976978(Win8.1用)はアンインストールをしても最終的に残る場合があります。これはMSのサイトで公開されている『最初からKB2976978入りのWindows8.1 ISO』を使ってWindows8.1をインストールした場合に起こります。

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Windows,WindowsUpdate


(Source:Windowsの未修正脆弱性に対するサードパーティのパッチが公開される/ Unpatched Windows Vulnerability ...)

Microsoftが2月の月例更新を3月に延期する一方で、GoogleのProject ZeroがWindowsの未修正脆弱性を2月14日 (CVE-2017-0038)と23日 (CVE-2017-0037)に相次いで公表した。これらの脆弱性のうち、CVE-2017-0038に対するパッチをACROS Securityの0patch Teamが公開している。

CVE-2017-0038はgdi32.dllのバグにより、リモートの攻撃者が細工したEMFイメージファイルを使用してプロセスのヒープメモリーから情報を取得できるというもの。バグは昨年3月に発見され、Microsoftは6月の月例更新で修正したものの、修正が不完全だったという。そのため、Project Zeroでは11月にMicrosoftへ再度通知したが、90日間の期限が過ぎたとして2月14日に公表した。

(中略)

0patchのパッチは、0patch.comで公開されている「0patch Agent」(ベータ版)をインストールして実行することで適用できる。ただし、利用にはユーザー登録が必要だ。

全文はソース元で

パッチの対象となるOSはWindows7 32bit / 64bit、Windows8.1 64bit、Windows10 64bitとのこと。MSさん、サードパーティに先を越されてて草。

ちょっと面倒ですが、適用したい方は0patch.comへどうぞ。

Windows,WindowsUpdate

2017年2月25日に一部環境のWindows Updateに

Intel - System - 11/16/2016 12:00:00 AM - 11.6.0.1042
INTEL - System - 8/19/2016 12:00:00 AM - 10.1.2.80

上記のパッチが配信されています。もしかしたら他の日付の『INTEL - System ~』系パッチが配信されることもあるかもしれません。配信条件はわかりませんが、ネット上での報告は少なめとなっています。

既報ですが、これら『INTEL - System ~』系パッチは、インストールしたことによりドライバが置き換えられてしまったり、最悪の場合、タブレットなどのタッチスクリーンを死亡させるという不具合報告が出ています。海外メディアではインストールを控えるよう報じられました。

厄介なのは一度入れるとアンインストールができないため、もしも不具合が発生した場合はシステムの復元等での対応が必要になります。何かしらの理由でインストールしようと思っている人は、本当に必要かどうか、慎重に判断しましょう。

(私信:情報提供ありがとうございます)

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Windows,WindowsUpdate

Windows7用テレメトリパッチのKB2952664は、数回~数十回、アンインストールをしないと消えない場合があります。手間をかけずにサクッとアンスコができるBATファイルをメッセージで教えていただきましたのでご紹介。

Windows,WindowsUpdate

2017年2月23日に2月度のKB890830(悪意のあるソフトウェアの削除ツール)が配信されました。チェックをしたい方はWindows Updateクライアントから or ↓の直リンクからどうぞ。

KB890830ファイル直リンク: 7/8.1/10共通 64bit / 32bit

余談ですがMSカタログでは下記のように

7用と8.1/10用で別々に表記されていますが、リンク先のファイルは同じため、Windows7 / 8.1 / 10どのOSでも使用できます。(bitは合わせる必要があります)

Windows,WindowsUpdate

2017年2月22日にAdobe Flash Playerの修正パッチKB4010250(Win8.1/10)が配信されました。本家が配信されたのは2017年2月14日、MSさんのやる気の無さが窺えます。組み込み型にした結果、本家公開から1週間も遅れるなら、さっさと組み込みなんて廃止すべきでしょう。

さらに、テレメトリパッチのKB2952664(Win7) / KB2976978(Win8.1)も配信されています。2017年2月10日に配信されたばかりなのにしつこいですね。ただ、ネット上の報告数は少なく、条件はわかりませんが来る場合と来ない場合があるようです。

以下、既報ですが、KB2952664(Win7) / KB2976978(Win8.1)を入れても何も良いことはありません。非表示推奨の紛うことなき糞パッチです。このパッチでシステムの互換診断なんてしても、CPUの無駄遣いで電力を消費されるだけです。 「MSに協力したい!」 って人はご自由にどうぞ。

注意事項として、KB2952664(Win7用)は何回アンインストールしても消えない場合があります。この症状に陥ってしまった場合、数回から多くて数十回、繰り返しアンインストールしないと消えません。アンインストールするには

アンインストール ⇒ 再起動せずにリストを確認 ⇒ あったらまたアンインストール、無くなるまでやる、無くなったら再起動

この手順でお試しくださいませ。あるいはBATファイルで処理するのも手です。

KB2976978(Win8.1用)はアンインストールをしても最終的に残る場合があります。これはMSのサイトで公開されている『最初からKB2976978入りのWindows8.1 ISO』を使ってWindows8.1をインストールした場合に起こります。

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Windows,WindowsUpdate


(Source:February 2017 security update release)

<ザックリ意訳>
2017年2月度のWindows Updateに問題が見つかったため、本日の配信に間に合わせることができませんでした。そのため、2017年2月度のアップデートは延期することになりました。ご不便をおかけして申し訳ありません。


ですって。配信日がいつになるか、具体的な日にちの記載はありませんでした。

< Update 1 >

ソース元に追記が加わり、2月分は3月度(日本時間で2017年3月15日配信)に配信するそうです。

Windows,WindowsUpdate

2017年2月10日にWin10関連兼CEIP関連(テレメトリ)として悪名を馳せたのKB2952664(Win7用)とKB2976978(Win8.1用)が再配信されました。

MSのページを見ると、

現在はWin10化機能は削除されているようで、純然たるテレメトリになった模様。

以下、既報ですが、このパッチを入れても何も良いことはありません。非表示推奨の紛うことなき糞パッチです。このパッチでシステムの互換診断なんてしても、CPUの無駄遣いで電力を消費されるだけです。 「MSに協力したい!」 って人はご自由にどうぞ。

注意事項として、KB2952664(Win7用)は何回アンインストールしても消えない場合があります。この症状に陥ってしまった場合、数回から多くて数十回、繰り返しアンインストールしないと消えません。アンインストールするには

アンインストール ⇒ 再起動せずにリストを確認 ⇒ あったらまたアンインストール、無くなるまでやる、無くなったら再起動

この手順でお試しくださいませ。あるいはBATファイルで処理するのも手です。

KB2976978(Win8.1用)はアンインストールをしても最終的に残る場合があります。これはMSのサイトで公開されている『最初からKB2976978入りのWindows8.1 ISO』を使ってWindows8.1をインストールした場合に起こります。

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Windows,WindowsUpdate


(Source:January 10, 2017—KB3213986 (OS Build 14393.693))

<ザックリ意訳>
2017年1月度のWindows10用パッチKB3213986を適用すると、マルチモニタ環境で3Dアプリケーション(ゲームなど)を実行した場合に表示が遅延したり飛んだりする場合があります。暫定的な解決方法は下記のいずれかになります。

 ・3Dアプリケーションをウィンドウモードで実行する
 ・1モニタ構成にしてから3Dアプリケーションを起動する


上記内容がKB3213986のページの『既知の問題』に記載してされております。文脈から察するにフルスクリーンモードがアウトのようです。

いちいち上記のような対応をするのが面倒な場合、KB3213986をアンインストールする、という手段もありますが、そうした場合は2017年1月度の脆弱性の修正が放置されることになります。

マルチモニタ環境で普段からフルスクリーンでゲームをされている方をお気をつけくださいませ。

備考
TH2用KB3210721、TH1用KB3210720でも上記問題が出る模様。

< Update 1 >
上記問題を解決するパッチKB3216755が公開されています。

修正パッチは今のところIP版のWindows Updateには配信されていますが、通常のWindows10だとWindows Updateには配信されず、Microsoft Updateカタログからダウンロードしなくてはいけません。

ダウンロードは下記からどうぞ。

 KB3216755 64bit版 Windows10 1607用
 KB3216755 32bit版 Windows10 1607用

64bit版で約1GB、32bit版で約560MBと大きいサイズとなっています。

Win10ゲーマー勢には相当重要なパッチだと思うのですが、なぜWindows Updateに配信されず長期に渡って放ったらかしにしているのかはわかりません。MSの怠惰っすかね。うーんこの。

GeForce,WindowsUpdate

一部環境のWindows Updateのオプションに『NVIDIA - Display - 12/29/2016 12:00:00 AM - 21.21.13.7653』が配信されました。

報告数は非常に少なく、配信される理由や条件もわかりませんが、これを適用すると内部バージョンが本家には無い376.53になるようです。

ただ、本家には2017年1月11日に公開された376.60Hotfixがあるので、日付的にもバージョン的にも、376.60で修正された部分は手付かずでしょう。

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Windows,WindowsUpdate


(Source:Simplified servicing for Windows 7 and Windows 8.1: the latest improvements)

MicrosoftはMicrosoft Updateカタログ産の『セキュリティのみの品質更新プログラム』のパッケージサイズを小さくするため、若干の仕様変更を発表しました。

セキュリティのみの品質更新プログラム』に含まれる『Internet Explorerの修正パッチ』は、パッチ内の容量の多くを占めているため、2017年2月度からは『セキュリティのみの品質更新プログラム』と『Internet Explorerの修正パッチ』はわけて配信されることになりました。

これまでの流れを振り返ってみると、

 全分離状態 (初期) ⇒ 一本糞化 (2016年10月) ⇒ 一本糞からIEだけ分離 (2017年2月)

何とも忙しないといいますか。とりあえずこれで、IE用パッチが原因で不具合が起こったとしても、IE用パッチだけは一時的に省いたりが可能になりますね。

2017年2月度のWU記事からはIE用パッチの直リンクも記載してまいります。

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